小豆島拇岳、赤いクラック2013/11/06 00:40

私が一旦引き返した松の木
今回の連休は、小豆島の岩場に行って来ました。
急に決まったことなので、前調べも余り出来ず当日を迎えることになり、少し不安な気持ちを抱えつつ集合場所に向かった所、確認不足でJR神戸まで行ってしまい、三宮まで戻るというチョンボから始まった。

三宮から出るフェリーに乗るのは初めて、流石に連休前で既に多くの車と乗客が待ってました。
予想以上に大きなジャンボフェリーで、乗り込むと絨毯が敷いてあるコーナーへ直行する。辺りは山屋さん風の乗客で一杯です。良く見ると知人も居て、皆さん目的地は同じ所。
深夜発の朝着なので、十分寝られるのはありがたい。軽く前夜祭をして翌日に備えた。
今回、初めてのフェリー雑魚寝に何も準備せず、若干寒さを感じながら眠ることになったのは次回の課題です。

定刻から30分遅れで坂手港に到着。一番乗りを目指し拇岳へ直行した。
廃寺を思わせる古い寺の上まで入って一旦駐車、別部隊と分かれて取り付きまで上がった。
途中の分岐を左に取ると取り付きにでる。どうやら一番乗り出来たようだ。
準備をしてると一組現れて、我々は赤いクラックだと伝えると左のダイレクトを登ことになった。

赤いクラック、
先ずは、先手の我々Hさん-ごましおと後手Y-Yチーム。9時前に開始。

1ピッチ目、ルート名の右上する赤いクラックをHIさんが登る。支点を取りながら余裕で登っていった。続いて私、1カ所登り難かったが無事終了点に届いた。

2ピッチ目、少し登ってpinを探すと左にあったので左上しながら進むと終了点らしき所があったが、まだ15mほどしか出てないとの声に従って上に向かった。
最初の出だしが悪くて落ちるかと思ったが、何とか耐えて上の松の木でクリップするが、ロープが下で屈曲しており全然上がって来ず諦めて一旦ペッツルが打ってある支点まで降りことにした。下の終了点の少し上で、足場が狭いが仕方ない。仕方なくここでピッチを切ってビレイする。
しばらくマルチをやってなかったので手際が悪く、ATCのセットに手間取ってしまい、その上ロープが絡まってしまう悪循環に陥った。
再セットしたので時間が掛かり、引き上げたロープをさばくにも手間取り、やっとセカンドが上がって来てもギアを受け渡すにも難儀する。
久しぶりに登る時は、予め手順をおさらいすることが必要だと反省しました。

取り付きでは、我々の後に4パーティ以上が待機しているらしい。今日の拇岳は賑やかです。

3ピッチ目、Hさんが出だしの難しい所を過ぎて、松の木の右上に立派なケミカルアンカーのビレイ地点があると教えてくれた。
通常の4ピッチ目のビレイ地点をそのまま越し、右上に上がる難しいムーブでA0になったと声が聞こえてくる。
しばらくロープが動かなかったので、ルートを探しているようだ。
漸く動いて、ロープの残りを聞いてくる。残り15m、まだロープが延びて行く。
やっと5m程残して止まりコールがあった。
Y-Yチームも通常の3ピッチまで上がってきて我々の様子を見ている。

次は私、最初の難しい所で一度バランスを崩し再度登る。
松の木を過ぎて直ぐに通常4ピッチ目のビレイ地点に達しそのまま通過、次の核心はバランスを保って登れた。
ロープは右のブッシュ帯に沿って延びており、通常6ピッチ目のテラスでHさんが待っている。ロープに従って登り到着。
どうやら最大の核心で皆さんアブミで登る所を迂回したようだ。後続のY-Yチームは左に折れて核心で苦労してるらしいことが聞こえてくる。

4ピッチ目、古びたハーケン沿いに直上するか、左にトラバースして登るか迷う。
左の方にはRCCやリングボルトが見えるが少し遠い。一旦上がって様子を見ることにする。
このハーケンでは落ちられない、慎重に登ってテラスに上がったが、その上の垂壁にはボルトが1本も無いので無理。左にトラバースすることにしたが、ここも可成り怖かった。
少し左に寄り過ぎて、隣のダイレクトルートを登っていたパーティのロープが見えてくる。上でビレイしていた方が、ルートはRCCから右上だと教えてくれた。有り難い。
少し戻り右上に上がると立派なペッツルが打たれていた。ここで精神的に落ち着く。
ハーケンやリングボルトばかりでは私は落ち着きません。
そこから上はスラブで先の山頂まであと少し、慎重に登って終了点に達した。

今度はATCをスムーズにセット出来てビレイする。Hさん、快適なピッチやと言いながら登ってきた
時刻は11時35分、取り敢えず2時間40分で登ることが出来た。

次のY-Yチームの声がアブミの所から聞こえてくる。やっと最終ピッチに入ったと思ったら、なかなか上がって来ない。随分待って声が聞こえてきたと思ったらブッシュ帯の方からで、テラスから右に入ってそのまま上がってきたのだ。
我々は核心を飛ばし、Y-Yチームは最後を飛ばして12時25分無事終了。

下山は懸垂で降りても良い所にフィックスロープがあり、暗部まで降りられる。
下降路も急斜面だが、ロープがあり安全に取り付きまで降りられた。

クイックドローが1本転がっているのを発見したが、見易い所に置き、
別働隊と落ち合う時間が迫ってるので荷物を回収して道まで降りた。

CRUX練習会11/62013/11/07 01:49

やっと秋らしくなって、肌寒く感じると思いつつジムに向かいましたが、そこそこ暖かく快適な練習会でした。
帰りの温度計は17℃で先週より1℃高いだけだった。

早めにジムに入り、入念に身体を解した後、UP開始する。
正面中央、
10b桃×
10ab水色
10a桃/
の型どおりのUP。

今日の私は、目標ルートの11bc黒に向けてUPを少なくして臨戦態勢です。
早速挑戦開始する。
1便目、下部のカウンターが決まって4pin目のクリップも出来たが、核心の黄色ホルドを取る所で落ちてしまう。何度か繰り返しムーブを確認して途中で降りた。
30分後
2便目、今回も黄色ホルドを取る所で落ちてしまう。各停で終了点まで上がった。
40分後
3便目、カウンターが決まって次のクリップ体勢に持ち込むのが精一杯でした。そのまま何度かムーブを起こして挑戦したが確率が悪い。
30分後
4便目、初めてカウンターから黄色ホルドに届き、クリップしようとしたが、もはや保持力が残っておらずテンション。
情けないやら悲しいやら、これが実力でしょう。

もう尽きてしまったので、筋トレも中途半端。
垂壁11ab黄色/、今週はレイバックが決まったと思ったら上部でテンション。少しもったいないが、こんなもんでしょう。

続いて垂壁末吉、登り易く感じます。
最後に垂壁11a赤、上部の遠いホルドに届かずテンション。これは指トレとして良いルートだと思う。
しばらく毎週触ることにした。

今夜はこれで終了。いつの間にかジムの中が人で多くなってました。
次回に、11bc黒を登れるものなのかと思い込んでしまいます。
まだまだ時間が掛かりそうだ。

小豆島吉田の岩場体験記12013/11/08 00:21

拇岳を登り、今回の宿泊地である吉田のキャンプ場に向かった。
初めてのキャンプ場は広々としており、炊事場やトイレはもちろん、風呂まで有って快適そうだ。今日は既に何張りもテントが在り今までで一番の賑わいらしい。
ほとんどが山屋さんだそうです。

まだ時間が有るので、早速岩場を登に行く。
先ずはビギナーズロックから、下部は塞がっており上部のルートにする。

1.大阪の関、5.8、MOS。1カ所登り難い所有り。
下部のパーティが上がって来たので移動する。
夕暮れロックからミサゴロックを目指したが岩を同定できず、海鳴りロックまで行って引き返しベムロックにした。

2.ウキウキ、5.9、OS。
花崗岩特有のザラザラとした岩肌にズボンが引っかかり破れていることに終了点で気づいた。カンテから可成り左斜め奥に終了点が在るので懸垂の準備をしている時、手から環付きカラビナとATCを落としてしまう大失態をやらかしてしまう。
気持ちが破れたズボンに向かっていて手元が疎かになってしまったのだろう。初めて落としてしまった。
ビナ懸垂の方法がとっさに浮かばず、通常のロワーダウンになってしまいロープを痛めてしまう。降りてからビナ懸垂を復習したが、一瞬でセット出来ないと実用できないだろう。
今回の最大の反省点です。この経験を次に生かしたい。

カラビナの落下と共に気持ちも低下してしまい後は観戦した。
ペレストロイカを登ってる人の足場が欠けて落ちそうになった時は一瞬驚いた。外岩では、有ると思っても咄嗟に対処出来るかは、その人の実力次第だろう。そのまま終了点まで登ってました。

2時間ほど登り撤収、食材の買い出しに出かけた。
6人分の食料と飲み物は結構多くなった。キャンプ場に戻ると日も暮れ、大勢のキャンパーで賑やかだ。なるほど荷物はクライミング一式の人ばかりです。
風呂が直ぐ横に有るのも嬉しい。一風呂浴びて宴会が始まる。

今夜のメニューは焼きそばとお好み焼き、鉄板を暖めるコンロの火力が強く3000kcalもあって直ぐに具材が出来上がる。最後に面を解して完成。周辺にソースの臭いを漂わせカンパーイ!
キャンプ場で珍しいのか、側を通る人達から次々に美味しそうとか、良い臭いですねと羨ましがられました。
実際美味しかったです。

若い女性が現れ、拇岳の下降で笛を落とした人を探しており、メンバーの笛だと分かった。お礼に焼きそばを進呈するとたいそう喜ばれたらしい。
次はお好み焼き、メンバーの一人に、北陸出身者が居て残り5人で指南だ。やれ具材を何にするとか、焼き方や裏返す見極めやら、仕上げの順番、コテの使い方まで一通り仕込んだ。
きっと思い出深いお好み焼き体験になったことでしょう。

今度は外人さんが現れた。岩に登りましたかと尋ねられ、もちろん、我々はクライマーで、このキャンプ場はクライマー御用達だと話すと、ここに来るまで知らなかったと言ってた。シドニー出身のこの人はクライミングはしないそうで、今回は芸術祭にやって来たらしい。
知人もやって来て賑やかな夕食が延々と続いた。普段の3倍くらい食べたと思う、でも楽しかった。

やっと終わった夕食もまだ21時頃、早早にテントに入って残りの日本酒をチビチビ嗜んで熟睡した。

小豆島吉田の岩場体験記12013/11/08 00:21

拇岳を登り、今回の宿泊地である吉田のキャンプ場に向かった。
初めてのキャンプ場は広々としており、炊事場やトイレはもちろん、風呂まで有って快適そうだ。今日は既に何張りもテントが在り今までで一番の賑わいらしい。
ほとんどが山屋さんだそうです。

まだ時間が有るので、早速岩場を登に行く。
先ずはビギナーズロックから、下部は塞がっており上部のルートにする。

1.大阪の関、5.8、MOS。1カ所登り難い所有り。
下部のパーティが上がって来たので移動する。
夕暮れロックからミサゴロックを目指したが岩を同定できず、海鳴りロックまで行って引き返しベムロックにした。

2.ウキウキ、5.9、OS。
花崗岩特有のザラザラとした岩肌にズボンが引っかかり破れていることに終了点で気づいた。カンテから可成り左斜め奥に終了点が在るので懸垂の準備をしている時、手から環付きカラビナとATCを落としてしまう大失態をやらかしてしまう。
気持ちが破れたズボンに向かっていて手元が疎かになってしまったのだろう。初めて落としてしまった。
ビナ懸垂の方法がとっさに浮かばず、通常のロワーダウンになってしまいロープを痛めてしまう。降りてからビナ懸垂を復習したが、一瞬でセット出来ないと実用できないだろう。
今回の最大の反省点です。この経験を次に生かしたい。

カラビナの落下と共に気持ちも低下してしまい後は観戦した。
ペレストロイカを登ってる人の足場が欠けて落ちそうになった時は一瞬驚いた。外岩では、有ると思っても咄嗟に対処出来るかは、その人の実力次第だろう。そのまま終了点まで登ってました。

2時間ほど登り撤収、食材の買い出しに出かけた。
6人分の食料と飲み物は結構多くなった。キャンプ場に戻ると日も暮れ、大勢のキャンパーで賑やかだ。なるほど荷物はクライミング一式の人ばかりです。
風呂が直ぐ横に有るのも嬉しい。一風呂浴びて宴会が始まる。

今夜のメニューは焼きそばとお好み焼き、鉄板を暖めるコンロの火力が強く3000kcalもあって直ぐに具材が出来上がる。最後に面を解して完成。周辺にソースの臭いを漂わせカンパーイ!
キャンプ場で珍しいのか、側を通る人達から次々に美味しそうとか、良い臭いですねと羨ましがられました。
実際美味しかったです。

若い女性が現れ、拇岳の下降で笛を落とした人を探しており、メンバーの笛だと分かった。お礼に焼きそばを進呈するとたいそう喜ばれたらしい。
次はお好み焼き、メンバーの一人に、北陸出身者が居て残り5人で指南だ。やれ具材を何にするとか、焼き方や裏返す見極めやら、仕上げの順番、コテの使い方まで一通り仕込んだ。
きっと思い出深いお好み焼き体験になったことでしょう。

今度は外人さんが現れた。岩に登りましたかと尋ねられ、もちろん、我々はクライマーで、このキャンプ場はクライマー御用達だと話すと、ここに来るまで知らなかったと言ってた。シドニー出身のこの人はクライミングはしないそうで、今回は芸術祭にやって来たらしい。
知人もやって来て賑やかな夕食が延々と続いた。普段の3倍くらい食べたと思う、でも楽しかった。

やっと終わった夕食もまだ21時頃、早早にテントに入って残りの日本酒をチビチビ嗜んで熟睡した。

小豆島吉田の岩場22013/11/09 22:10

2日目は、天気が昼から崩れるので午前中が勝負だ。
朝早くから次々に岩場に出かけている。
我々はゆっくり支度して出発した。
ダム横の岩場
ダム下からの眺め、岩肌に圧倒される。
今日の岩場はトップロック、途中の岩にもロープが掛かり大勢のクライマーが登っている。
既に人気ルートは順番待ちのよう、我々は右のルートから登り始め

3.野人5.9、Iさんに勧められ取り付いたものの、3pin掛けて4pin目まで手掛かりが全くない、しばらく見渡しても無さそうなので、極小さいカチを使ってどうにか上のカンテを掴めた。とても5.9とは思えなかった。どうにかMOSしたが体感10.b。

4.BACCO 5.9、2pin後に左隣のナチュラルのルート沿いにしか登れなかった。これも5.9のホルドが無い。OS。

5.翔がごとく、5.9、上部の核心が濡れていたので右よりに登る。OS。

6.下克上、10c、人気ルートのようで、別のグループが皆さんで登っていた。
先ずはマスターでHさん、3pin掛けてからが核心で墜落。
次はYさん、同じく核心で滑った。
今度は私、右手がカチで止まったので左手でマントルして乗り越しOS。無事登れて良かった。
その後Hさん、YさんもRP達成した。3人とも違うムーブで核心を越したらしく、メンバーは興味深かったらしい。

7.RON、10a、中間部にやっと10aのホルドがあるが、それまでは小さいホルドの連続で気が抜けなかった。OS。

8.INGOJIJI、11a、2pin掛蹴るのも難しい。その上の左カンテを取りにゆくのが最初の核心で足場が無く見事に落ちた。その上もスラブでホルドなし、左カンテだけ使って各停で登った。

これで殆ど触ったのできもちんよかロックへ移動する。

ここも大勢の人が登っている中、メンバーがNPのSケイプを登っており、怖い~と言いながら終了点まで登ってました。それを横目に私は。

9. ランナウエイ、10a、花崗岩のザラザラした岩肌は苦手で、pin間隔も遠く感じて登り難かった。OS。

この辺りから雨粒が落ち始め、時刻は13時頃、予報通りの天気に回復は望めないので本日終了。

今日も買い出しにスーパーへ。
途中ダム下の対岸から吉田の岩場を眺め、それぞれの岩場の場所を同定するのは楽しかった。
使用頻度が極端に低いと思われる展望台まで上がったが視界は良くない、諦めてそそくさと下りた。

スーパーの駐車場で、メンバーが雨の中カートにルイヴィトンのポーチが置いてあるのを発見して、係り員の人に届けてました。忘れた人は焦っているでしょうね、無事持ち主に戻ったたかな?

今夜の鍋は、海鮮と肉、それぞれ具材を買い込みキャンプ場へ戻った。
風呂に連日入れるのは有り難い。山では数日入れないのは当たり前だからこの環境はすばらしい。
でも、服の替えを持って来なかったので同じ服を3日間着続けたのは、計画の作成不備だった。

雨が降っており今夜の炊事場は手狭です。
しかし、格グループが交替で使用して問題ない、それに灯りがあるのは非常に有り難く、テントで炊事するより格段に快適だ。
鍋が出来上がる前に、お寿司と刺身でカンパーイ!。
今夜も宴会は始まった。

昼にキャンプ場に戻ってから、ずっと足首を冷やしている女性に話し掛けてみた。
TRで登っていて、振られた時に足首を強打したらしい。メンバーも同じ経験があって、その時は骨が折れていたらしい。
TRでも油断できないです。トップロープのセットは難しい。

知人のグループは大所帯で、おにぎりを作るようなので見学する。手つきの良いお姉さんが我々のパーティで話題になってました。
その女性、何と烏帽子で私を知ってるとか。。。失礼ながら、全然記憶に無かった。
世間は狭いものです。
その後も私を呼ぶ声が、、、見れば別の知人。全く油断できないです。
この連休のキャンプ場は、関西からの遠征組が多く、普段烏帽子で見かける方々が大勢来てました。

1ラウンド目の海鮮は直ぐに無くなり2ラウンドへ、今度は肉でしっかり油が浮いてました。土鍋の威力で熱がなかなか下がらず、最後まで美味しく食べられ今夜も満腹でした。

夕方には結構降っていた雨も夜半になって止んで、コンクリートが乾き始めた。
予報から、明日は必ず登れると言い張っていたメンバーは、花崗岩は1時間もすれば登れると言ってたが、半信半疑です。
明日は朝から帰ろうかと思ってました

小豆島吉田の岩場体験記32013/11/10 21:36

夜半に何度か雨粒がテントに落ちるのが分かった。
予報では回復するらしいので、他のグループも早朝から拇岩に出てて行った。

朝は、うどん鍋でしっかり腹拵えをする。
今日の岩場のミサゴロックを目指したが、岩場に着くと、滲み出しが多く、足下の岩も不安定で危ないので移動した。

一番上に在る岩場のビレッジロックでは、キャンプ場が一望できて気持ち良い。
10.黒い花束、10a、朝一番の身体では、ここも1カ所登り難かった。MOS

11.松の木小唄、10a、途中の松の木が枯れて支点を取れない、最後ランアウトする。OS。

12.フィッシャーキング、10a、2pin掛けて左のカンテへ乗り越しがポイントだが、私はその後のスラブの方が怖かった。OS。

既に岩が完全に乾き青空も覗いてきたので天気は大丈夫だと思っていた。

次はきもちんよかロック。昨日に続いての挑戦。
移動してる間に暗い雲が覆い始めてきた。私はトライアルロックを登った。
13.カラズ小僧、10a、2pin後の左のトラバースが核心で、ケガもここでやったという。
少し左側に出てしまった。上もスラブでホルドが少なく登り難かった。MOS。

14.何か核心のムーブが出来なかったので再度登る。今度は右寄りに登ってみた。RP。

ところが、急に雨粒が落ち始め、次のルートに取り付こうとしてる時に本降りになってきた。
皆さん急いで撤収する。ミウラが一足残っておりキャンプ場までメンバーが届けました。
張りっぱなしだったテントが強風でポールが折れてしまってました。
しばらくして止んだので、テントを乾かしたり帰りの準備をしてると時間が直ぐ過ぎてしまった。
フェリー乗り場は、連休最終日で大勢の車が待っており、今まで一番混んでたらしいです。
時間通りに出港して、久々に明石海峡大橋の夜景を見て帰って来ました。
また、機会があれば行きたい岩場です。

CRUX練習会11/132013/11/14 19:45

急に寒くなり、今週から真冬の服装になりました。
1週間前と8℃も違い、ジムにもストーブが入り始め、さほど寒さを感じない夜でした。
何時ものようにジムに入ると、スタッフがスラブに11bcが出来ましたよと教えてくれる。今回は前触れもなくスラブ壁が改装されており、今夜hこの壁から開始することにした。

壁が新しくなると何だか楽しい。順番に登っていきます。
スラブ5.7水色、CRUXには珍しく全てガバガバのルートで入門者用でしょう。
スラブ5.9黒お玉、少しバランスの悪い所があり、若干難し目。
スラブ10a赤、最初の右トラバースが印象に残った。
スラブ10a赤×、左カンテ沿いから右のスラブ壁に移る所がポイントだった。体感10ab。
一先ず休憩。
スラブ5.8桃/、覚えてない。妥当なルートでしょう。
スラブ10b茶/、少しバランスが悪い、最後が核心。
一旦休憩
スラブ10c緑/、直登ルートで最後に核心が待っていた。素直に登ると手順が反対になったので、一旦戻り最後終了点を強引に右手で掴んだ。

取り敢えず、10台はOSしてupは完了。最近の目標ルートに挑戦する。

正面中央11bc黒、
下部のカウンターが決まったので気合いが入る。右手に負担が掛かるクリップ後、核心の黄色カチを思い切って取りにいくと、どうにか止まった。
その上のガバを取る所で何度か落ちてるので気が抜けない。
ここも思いっきり体を伸ばすと、何とか届いた。ここで一息いれ休み、最後は気合いで乗り切りRP達成。
いやはや、久しぶりに嬉しいRPです。数えてみると19便目になり、私のジム歴に残るルートになりました。

気分良くスラブに戻り、問題のルートに挑戦。
スラブ11bcオレンジお玉、最初からルートをどう登るか分かりません。ホルドが少ないし遠い。
先ずは黄色円盤ホルドから右にハイステップで乗り込んだが手が届かず落ちる。
次も同じルートで乗り込み右手が届いたが、乗り込む際に落ちてしまう。
後ろで笑いを浮かべながら見ていた作者に尋ねると左に登るらしい。
今度は左にカンテを使って登るがここもバランスが悪く落ちる。
今夜はここまで、当分遊べそうなルートです。

ビレイ要員になりながら、垂壁10a黒を見本に登った。
筋トレで右壁10d赤/、最後にテンション。
再度スラブ10c緑/を登りムーブを確認する。
最後は最近の締め、垂壁11ab黄色/、核心のレイバックで保持出来ず落ちた。後は各停で登り終了。

昨夜は盛り沢山のルートを登ったり、珍しい方に会ったりして久々に楽しい練習会でした。

槙尾山上仏に新ルート2013/11/16 22:01

今日は朝から快晴で、全く予報通りだ。小春日和と呼ぶに相応しく、朝寒さを感じたものの徐々に暖かくなって快適な1日でした。

今日の岩場は、久しぶりに槙尾山仏岩。何やらIさんが新ルートを作ったらしい。
用事を済ませ遅れて出発。昼前には駐車場が一杯の車で溢れていた。

上仏の岩場には、烏帽子でお会いする方々が居て既に新ルートにトライされているようだ。
今日のメンバーは、下仏を登ってたので私も参加する。
1.くのいち、何年ぶりでしょう、足場に気をつけ登った。

2.太陽に背を向けて、くのいちの右横。下部の小ハングを登ると、手順がアレ?その上もアレ?どうも手順が反対だ。戻って仕切り直そうと思ったが、そのまま右に折れ登る。中間部のハングを越し直登は怖そうなので、くのいちのカンテを使って登ってしまった。一応登れたが、直登してないのでMOS為らず。

3.2便目、今度は下部も手順を考え直登、2pin掛けるまでが怖い。ハングから上も直登してRP。これで納得した。

上仏に移動して、みなさんが登った新ルートに挑戦。
神も仏もナインと仏の顔も三度の間に出来ていた。

4.お・も・て・な・し、神も仏もナインと1pin目は共通だが直登する。左に逃げると登ったことにならないらしい。
バンドで一旦休憩。さてどう登れば良いか考える。
持てそうなホルドにはチョークが付いていたので分かり易い。
少しランアウト気味の所には横にクラックがあってカムが決められていた。
上のバンドで再度休憩、ここからが核心らしい。
ホルドが有ったので、それに従って登ると核心を過ぎた。
最後は、右にトラバースして終了。ルート企画者のAさん、作成者のIさんに続きOSして第3登になったが、マスターではどうだったか疑問です。体感は10cでした。

遅くなった昼休憩。
昼からは下仏で登る。

5.北風小僧、核心のハング越えで、右の斜面が崩壊している。以前登ったホルドが無くなっているように思った。
左からアンダーを取って右斜上に登って核心を越した。

6.松の木小唄、核心のハング越えでホルドが無くなっていると感じたが、それは間違い
だった。何度かトライしても出来ないのでA0で登り核心を越す。終了点の松の木に掛かるロープが信用できず、右に在った終了点に掛けて下りた。核心は右アンダーから左でクリップすると作者が言ってました。

ここで16時前になって、懸垂で終了点のクイックドローを回収して本日終了。
秋晴れの心地良い1日を楽しく過ごせました。