そして帰国2016/10/08 09:09

今日も快晴、早くも帰国する日になった。
朝食をしっかり食べて、ホテルに荷物を預け街に出かける。

付近は朝の通勤が一段落した時間帯でも行き交う人が多い。

色んなバスが往来してた
公園に入って今日の予定を考える。清掃車が通ったので記念に一枚、この手の車は日本と違っておもしろい形なので見ていて楽しい。

8月8日広場にでた。あいにく今日は市が開かれておらず、広場の隅に花屋さんが数件店を出しているだけ。どの花も鮮やかです。

サン・ピエトロ大聖堂の内部、どの教会も非常に大きく歴史を感じさせてくれる。
荘厳な雰囲気の中で目にするステンドグラスは、何度観ても飽きません。

初日に入った、サン・ペトローンニオ聖堂に入って写真を撮っていたら、写真を撮るならお金を払えと注意された。2ユーロ払う。前回は何も注意されなかったのに、何でやろ?
曜日によって許可するのか?、謎です。

市立考古学博物館に入ってみた。
紀元前の貨幣が陳列されており、この地域はエトルリア人が支配していたらしい。
ポー川流域には多くの文明もあったそうだ。

日本でいう火焰土器のような壷が多数展示されてます。

面白い表情をした瓦か?

地中から現れた人骨がそのまま展示されていました。
この博物館はなかなか面白かったとは嫁の言葉、私も結構楽しめた。

昼になったが、お腹は減ってないので、周辺を散策する。
一帯は旧市街の中心部なので、旧くから続く商店が多い。
釜の看板が出てたピザ屋の前に行列が出来ている。こんな店は美味しい筈なので、フォカッチャを食べたら、予想通りおいしかった。
それに値段も手頃、どれもほぼ1ユーロ台で、他の店の半値のように思う。
今回何度かピザやフォカッチャを食べた中で一番良かった。最後に本物の食べ物に出会えた気がして満足した。

飲食店が並ぶ細い路地に商店が続く。肉屋の品揃えに目が止まる。
ボローニャは食の街。肉が充実してます。

ヨーロッパは、何処に行ってもチーズが豊富で、ここもそう。
たくさんの種類があり、目移りする。

雑貨もあって直ぐに時間が経つ。

小さな広場で、地元の人達が出店を出していた。何かのバザーの様でした。
その中に、旅に出る前から狙っていたパンを発見し購入できた。

コッピア・フェラレーゼ。この地域のパンで4本脚の特徴的な形をしている。
私の一番のお土産になりました。

その後ボローニャ大学の近辺に向かい、学生街を歩く、道にはたばこを吸う人が多く煙たかった。再び公園に戻り、午後の一時を過ごす人達を眺めて過ごした。結構中東系の人の多いのが意外でした。

早めに空港バスに乗るため、荷物を回収し駅に向かった。
駅のトイレ前とバスの切符売り場に余計なことをする輩がいて、機械の操作を勝手にしてお金をよこせという。
ヨーロッパには、この手の人が駅や観光地に多いが、フィレンツェで見なかったのにボローニャにいました。切符を買う前から人を呼び込み、ここだと言う。2台のうち1台が故障していたので仕方なく買って、だぶついてた10セントを渡した。最後に嫌な思いをする。
もちろん何も渡さない人も居ました。

空港バスに乗り込む際、中東系の大荷物を持った集団は、出口から乗り込んでましたが、運転手は、切符を確認するでもなく発車、この人達は無賃乗車したとしか思えない。
大荷物で乗り込めない人を置いて出た。

最後の景色を撮りたいとカメラを探したが、鞄にないので諦めた。
しかし、空港に着いてポケットに入っていることが分かる。またやってしまった。
F1フェラーリの実車が展示されてました。さすが自動車産業の街です。

ボローニャ空港で、乗り込む飛行機に荷物をつむ場面に遭遇。
私達の荷物が見え、珍しいので撮りました。

夜半にイスタンブールに到着。
飛行機の中で、殴り合いの喧嘩する中国人の親子が、乗客から静かにしろと言われていた。
中国人はどこに行っても傍若無人に、チネーゼという言葉が聞こえた。
全く周囲の人達を嫌な気分にさせてくれました。

乗り継ぎの時間に、プラハから帰る女性に声を掛けられた。
空港のフリーWIFIが繋がらないらしい。SMSコードを入力せよという所で止まってしまうらしい。
私も結局使えなかった。次回への課題です。
深夜に出発した飛行機は、いつの間にか昼間を飛んでいて夕方の関空に降り立った。
この機体は地図上に現在位置が表示されないので、今どこを飛んでるのか分からないのが残念でした。

毎度のことだが、非現実から現実に戻り、夢から覚めた感覚になりました。
今年の夏休みも終わった。

後日、コッピア・フェラレーゼと日本産のハムでボローニャを思い出しながら食べると、
過ぎ去った旅行が懐かしく感じます。ワインと良く合い、Che buono!

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