フィレンツェで夏休み2016/09/25 15:55

土曜日。
出かける準備をして、朝食を食べに出る段階になって、ミールクーポンが行方不明になった。
昨日スーツケースに入れた筈なのに見当たらない。おかしいな???
無意識に仕舞ったので、全然思い出せない。徐々に嫁の語気が荒くなってきた。
スーツケースをひっくり返して探したが見当たらない。
昨夜テーブルのゴミと一緒に捨てたかも知れないということになったが、今更ゴミを漁る気にもなれず、結局諦めて昨日行ったバールで食べる事にした。
カフェとカプチーノ、ブリオシュとピザで締めて7ユーロの余分な出費になった。
有り難くイエローカード2枚目を頂く。

駅で指定席を取ろうと思ったら、土曜日の午前中で空きが無い。10時40分の電車まで時間が出来てしまった。
コープに食材の調達に行く、店内横にはバールがあって、結構な人が横のテーブルで食べていた。これなら明日はここで食べようということにして、一旦宿に戻り仕切り直しをした。

フレッチャロッサに別々に乗り込んでフィレンツェに向かった。
嫁の車両は検札があったらしく、嫁は指定席しか持ってないので、パスはどこにあるか問い詰められたそうだ、私が持っていると日本語と身振りで教えたそうだが通じない。私が乗っている車両の大まかな場所を書いたらしいが、当然間違っていた。
その間のやり取りを見て周辺の乗客は笑っていたらしい。
下車後経緯を教えられたが何も出来ないのでそのままにした。
電車の外では、車掌から事情を聞かれているおじさんが居たが、きっとその人が嫁の書いた席にいたのでしょう。ご迷惑を掛けました。

昨日より更に増えた人でサンタマリア・フィオーレ大聖堂前は人人で一杯です。
ジョットの鐘楼に一旦列んだが、列が長いのと陽射しが強いので夕方にもう一度来る事にした。
クーポラ前の行列は、ジョットの鐘楼近くまで延びてました。

クーポラの入り口、フィレンツカード持参者が優先的に入れてました。前ではバイオリンの演奏をしている芸人がいます。

サンフィレンツェ広場、、あちこちにこんな小さい広場がある。

振り返ると大聖堂が聳えている。

アルノ川に出た。上流方面を見渡す。

有名なベッキオ橋を望む。陽射しが強い。

アルノ川からウフィツィ広場を望む、何処も人人。美術館前には長蛇の列で到底列ぶ気になれず今回はパスすることにした。もし列ぶと一日無くなりそうです。

美術館前には画家が陣取り、似顔絵を描いてました。

ベッキオ橋の中程にある銅像、この短い区間で何各語の言葉が聞こえてきた事か
入れ替わり立ち替わり順番に撮ってました。

有名な貴金属店が軒を並べてました。

一面の金に嫁は見入ってます。

ベッキオ橋を対岸から移したら、橋の上は人で埋まってます。

対岸の道を歩くと、ピッツィ宮殿に辿り着く。
待ち時間が少なかったので美術館の方へ入ってみた。

中庭、ココで美術館と陶器博物館に分かれる。

美術館の入り口。

様々な金細工があり、目を奪われる。これは時計。

時計の説明。

今度は腕時計、このような物が数百年前から存在していたとは、ヨーロッパの歴史を感じる。

この一室は風景画で埋められていた。

各部屋の天井にもこの様な絵が描かれている。

窓越しに市内を見渡せた。
予想以上に楽しめ、嫁曰く、ウフィツィ美術館よりこっちの方が見応えがあったとか。
私は特に金細工が印象に残った。

ベッキオ橋に戻ると、相変わらずの人集り。

下流のサンタ・トリニタ橋からベッキオ橋を望む。

こんどは下流側から間近にベッキオ橋を撮した。

シニョーリア広場に出るといろいろな彫刻がある。

亀さん。以前は無かったとは嫁の談。審議は不明です。

ダンテ?のレプリカ。本物は中にあるそう。
夕方になり、午前中の賑わいがなくなったので、ジョットの鐘楼に登る事にして列に並んだ。
時間が掛かる事を各語したが、30分程で中に入れた。

ドウオーモ共通券を買って、階段を上がるころから雲行きが怪しくなり最上部に上がると本格的に降り始めた。余りにも激しいので全員一旦中で待機した。
クーポラ越しに街を眺める。

膝元の洗礼堂を眼下に見下ろす。

雨上がりのサンタマリア・ノッベラ駅方面、教会と駅が霧雨に煙っている。
(クリックで拡大)
反対方面、(クリックで拡大)。フィレンツェは近くに山が迫ってるのですね。

早くも夕方になり、晩飯は何処にするか考える。
困った時は市場に行くのが我々の鉄則。ということで中央市場に向かってみた。
市場に近づくに連れ人が増えてくるのがわかる。市場前はアフリカ系の店が軒を連ねている。やっぱり庶民的な香りがする場所です。
市場を見つけ2階に上がってみると、マドリードのサンミゲル市場と同じシステムで、飲食店の集合体があり、店前のテーブルで買った物を食べられるた。
どの店も美味しそうだが、ボリュームがあって我々では食べきれない感じがしたのでフォカッチャにしてみた。一つで充分な量でした。後で気づいたのだが、サラダも選択出来たようで、嫁は美味しそうなサラダの盛り合わせに、あれを食べたかったと言う。
私の注意不足で見落としてしまった。すまん。
でも帰り道、本場の生ハムを購入、宿に帰って食べたら結構満足してました。

フィレンツェからボローニャへ帰る時、朝の失敗を繰り返さないために、パスを半分にして嫁に持たせたら、検札は無事終わったようだった。しかし、私は、持っていた日付を入れるシートに日付が入っていないと注意され、書き込まれる。
無事に帰り着いて、今日も良く歩きました。

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