ピサで夏休み2016/09/25 10:10

今日から本格的に活動開始だ。
通りに面している扉の所に、管理人らしきおじさんが居て扉を開けている。
挨拶をすると笑顔が返ってくる。
近所のカフェで朝食を摂る。チケットを渡すと飲み物を聞かれる、オレンジジュースを頼むと
生のオレンジを搾って出してくれた。これが本当のジュース、旨い。
ブリオーシュは予想通り甘かったがパン生地が旨く感じられた、簡単な食事でした。

駅に行き予め調べていたプラトー行きの電車のプラットホームを探す。
出発掲示板でプラットホームを確認したら1ESTとある。こちらの駅はプラットホームが長いので、端をから電車が出ることもあるそう。近くに居た保線員らしいおじさんに尋ねると、ずっと向こうだと教えてくれた。ホームに向かっていると通勤客の波が押し寄せる。その一団が去ると向こうに電車が見える。どうやらこの電車のよう、何の案内もなく電車が出るので直ぐに乗り込んだ。

乗り込んだ車両には数人の乗客だけでした。雨の中電車が出る。
ローカル線に乗って一駅ずつ止まりながら風景を見るのが楽しい。タブレットが有るので位置確認が楽だ、山岳地帯に入ると電波が届かない区間があった。
検札があり、パスを見せると日付がないと、パスに日付を書き込んでくれた。黒人の乗客が現金で払っていたので、無賃乗車と見なされたのだろう。
ヨーロッパはどこでも、乗る前に刻印しないといけない。
フィレンツェ郊外のプラトーで乗り換えると、今度は監視カメラを搭載した最新の車両で、大勢の観光客が乗っており、スリ対策に使っていると思った。
フィレンツェのサンタマリア・ノッベラ駅の一つ前の駅で再度乗り換える。
駅前のバールでフォカッチャを購入、持ち帰り(ポルタルビアー)が聞き取れた。

雨が激しくなったなか、3時間掛けてピサ中央駅に到着。大勢の人が斜塔に向かって歩き出している。物売りも多く、傘はどうだとくる。

フィレンツェから流れるアルノ川。生憎の雨でモノトーンです。

アルノ川にかかる橋から下流を見る。

一度道を間違えたが、タブレットにお世話になり無事目的地に到着。
一角曲がると、突然斜塔が現れて少し感激した。
有名なイタリア観光地の一つなので凄い人だ。一度来ている嫁に依ると、雨で少ないらしい。

予約してあったのでクロークに行くと、まだ時間でないから後で来いと言われる。
斜塔の前には順番待ちの長い列が出来ている。一日の入場者数が決められているので必ず予約しないといけない。荷物もカメラしか認められてないのでクロークに預けなければならない。また斜塔入り口前で金属探知機のチェックもあり、警備が厳重でした。

時間があったので、洗礼堂に入ってみる。入り口で拒否されていた日本人団体客がいました。ツアーでは入れないのです。斜塔にも登れない、概観して終わりになったとは嫁の経験談。
床の大理石模様が印象に残った。

斜塔から眺める入り口付近、そう大きくないピサの街を遠望する。

先ほど登った洗礼堂上部と教会方面。

階段も斜めに付けられ不思議な感覚だった。
もう世界中から何百万人の人が登ったのだろうか、階段中央部の大理石が凹んでいた。

上を見上げる。最上部は平面でその上にドーム城に屋根があった。

お約束の一枚。ちょっと位置がずれました。
この辺りから各国のツアーが来始め一段と人が多くなった。イタリア人のカップルに頼まれて写真を撮ってあげたら、めっちゃ嬉しそうでした。今回の旅行、何回か頼まれる事がありました。嫁曰く、ショボイおっさんだから安心するんやろとか。
美術館にも寄って今日の目的はほぼ終了、2塔目を無事制覇した。

付近の土産物小屋を覗きながら歩くと、日本の旅行社が使っているレストランから大勢の人が出てきた所に遭遇する。また移動するのでしょう。
嫁が目星を付けていたバールを見つけたので入ってみた。
来る時には地元の人でいっぱいだったらしい、なるほど新聞を持ったお爺さんが入って来て何も注文せず新聞を読んでいる、他にも顔なじみがやって来てました。フォカッチャが旨かった。
他にネットで探した店にも行ったが、まだ時間が早く開いてなかった。
一歩裏手に入ると、昔ながらの野菜屋があって瑞々しい果物がありました。写真を撮れば良かった。残念。

雨が降ったり止んだりした中、ピサ中央駅に戻る。正面を撮り忘れたのでホームから撮る。

フィレンツェに向け電車に乗る。途中一面鮮やかな花(?)が咲いたトスカーナの畑があった。
この畑は何でしょう?

フィレンツェのサンタマリア・ノッベラ駅は大きい、それと駅に溢れる旅行者で混雑してました。
駅前から巨大な教会が見えた。
次の目標は、券売機でフレッチャロッサ(日本の新幹線)の座席指定をとること。
もし取れなかったら2時間掛けてボローニャに返らないといけない。

忘れないために手順を思い出すと
1.英語表記にする。スリに注意しろとガイダンスがでる。
2.いろいろなメニューから、GLOBALPASSを選択。
3.ユーレイルパスにあるEU以下の番号を入力。
4.行き先を選択
5.列車を選択、売り切れの場合は赤色でSoidoutの表示になる
6.座席を選択、SEATと SEAT NEXT TO OTHERの二択がある。
NEXT TOを選択したが、何度やっても隣り合う席を確保できなかった。
仕方なくSEATを選択して別々に座る事になった。
7.CONFIRMで一応確保する。
8.支払い画面に移行、CASHかCARDか聞かれるのでCARDを選択。
9.カードを挿入。
10.PIN番号を入力。
11.カードを取る
12.発券
機械に依っては支払い画面の所で、カード読み取り不良になっており、そこからエラーが出て先に進まない。そんな時は、何度も同じ機械で行わず、カードで買っている人が使った別の券売機で買う。
私は同じ機械で別のカードで試しても買えなかった。空港バスの発券機でも壊れていたので横の機械で買った。
イタリアでは結構機械が壊れているので、前の人が使ったものしか信用してはいけない。

結局買えたのは1時間半後の列車でした。時間が出来たので市内を散策する。

フィレンツェの街並み、大勢の旅行者が行き交う。

夕方のドウオーモ、圧倒される大きさでした。
金曜日の夜なので、人通りが凄い。駅には銃を持った軍人と警備員が見張ってました。
電車も15分遅れて到着、ホームで1時間待ってしまった。
電車は満席、初めて分かれて乗る嫁は不安そう、降りる前に早めに降り口に来るようにした。
一駅なので30分程でボローニャに着いた。途中296キロの表示がでてた。

B&Bの近くのレストランで遅い夕食を摂る。
ボロネーゼ風タリアテッレ。
ボロネーゼ風ラザーニャ。
ハウスワインを1/4頼んだつもりだったら1リットル出てきた。
まっ、どれも旨かったので堪能できた。しかし、会計を見るとワインが10ユーロ,高く付いた。
このレストラン、旅行者が多いのかサービスが悪く、メニューも中々来ないのでもらいに行ったし、席料を取るにも関わらずパンも出てこなかった。日本人の私達はなめられたようだった。
別の外国人は料理が遅いと言っていたし、良い所だとは思わなかった。
帰国後調べると、評価2.9でこの辺りの最低ランクでした。調査不足で反省する。

宿に帰ると疲れが出て、シャワーを浴びたら直ぐに寝てしまった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://gomashio.asablo.jp/blog/2016/09/25/8199859/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。