フィレンツェ2日目2016/09/26 23:47

今日は宿を替える日、荷造りりをした後でコープに併設のバールで朝食を摂った。
その後今日のホテルまで移動して荷物を預けた。

フレッチャロッサは、最初の列車が取れたので、嫁の言葉を真に受けて7番ホームに向かった。
だが、何時もなら結構に人がフレッチャに乗るのに、ホームには人が少ない。
出発掲示板で確認すると、1本前の列車のホームに来ていたのだ。!!!
残り10分、やばい!!!。広い駅構内を16番線までひた走る。
迷路の様な地下道なので、矢印に沿って進むが、地下2階までの導線が長く中々着かない。
エレベーターを駆け下りてどうにか数分前に辿り着いた。フゥ!!!
出発掲示板を一段見間違えたのが原因だ、私も確認した筈なのに気持ちが緩んで小田野でしょう。朝からキツイ運動になった。
日曜日の午前中の列車は観光客ばかりで、アメリカのツアー団体の中に席が取れたようだ、
私の席には既に先客が居て代わってもらう。しばらく話すと、長崎と広島、京都、東京にきたことがあり、イタリアには何度か来ているとか。車内販売員と雑談していた。彼はヒマだったんですね

青も変わらぬ人通り、週末に訪れる人建ちが多いと思った。

引き続きドゥオーモ共通券を使うべく、まだ列が短いサン・ジョバンニ洗礼堂から入る。
天井は荘厳な金装飾の壁画だった。

次はサンタマリア・デル・フィオーレ美術館。
少し列んだだけで時間が差程掛からずに入れた。待っている間、チケットは何処かと聞かれる。
一面金細工の扉があった。大きい。

拡大写真、ノブまで金で出来ていた。

王冠、ダイヤモンドに金で装飾していた。重そうだ。光り輝いている。

ひょうきんなライオン。大理石で造られており、それぞれの表情が面白いと嫁に受けていた。

室内の小ドーム越しに壁画がある。

屋上から大聖堂のクーポラを望む。

こちらの天井も装飾されていた。
次はメインイベントのクーポラ。昨日程では無いが、相変わらずの長蛇の列。
待っている間、ここでも切符売り場を聞かれた。今回良く尋ねられました。
雨が降り出だすと同時に物売りも動き出す。物売りが来た時
ヒマなので、、隣に居たイタリア人家族に話しかけてみた。
私は日本人で大阪に住んでいる。あなたはどこから来たのか?ベネチアだ。
ベネチアには4年前に行った。日本語は何か知っているか娘に尋ねた。知らないと。
「こんにちは」を教える。その他にも話したと思うが忘れた。
イタリア語を知っているのか?ちょっとだけと話したら、娘がイタリア語で言ってるわと父親と話していた。
まあ、拙いイタリア語で話す奇妙な日本人に気長に付き合ってくれたものです。有り難い。
御陰で待ち時間が短く感じられた。実施は1時間半くらい待った。

昨日登ったジョットの鐘楼。やはりクーポラの方が高い気がする。

今日も雨のフィレンツェを望む。サンタマリア・ノッベラ駅方面。(クリックで拡大)

クーポラの屋根越しに市内を見下ろす。高度感を感じます。
一旦止んだ雨がまた降り始めたので、名残惜しいが最後の光景を目に焼き付けて降りた。

最後は大聖堂、ツアーが入ったので入場制限がかかる。でも夕方なので入りやすい。
もうあちこちの聖堂に入ったので、あまり感動しなくなった。
ステンドグラスが巨大で、西日に照らされて美しかった。

最後のお別れの積もりで撮った。建物が大きすぎて画面に入りません。

サンタマリア・ノッベラ教会に向かう道中、美味しそうなトリッパを出している店があった・。
後で引き返すことにして教会に向かう。

ここもステンドグラスが美しい。

中庭の後ろに修理中の塔が聳える。一転して静寂が漂う教会でした。
実際にミサが始まっており、信者が集まっていた。

教会の前の広場が賑わっていたので覗いてみる。
テントに書かれている文字がイタリア語ではない。雰囲気からフランスフェアーを催しているようです。メーニューもフランス語で書かれている感じ(私は読めないが雰囲気だけ)。
辺りに美味しい臭いが立ち込め、俄然食欲がでた嫁がアレを買えと指令する。
ジャガイモをクリームで煮込んだ料理だ。(写真を撮り忘れた~)
売り場のお姉ちゃんに、ピッコロと言ったらペティートと返ってきた。まぁ通じたんでしょう。
ビールを持っている人がいたので、売っている場所を探し回りやっと見つけた。
付近のテーブルで食べる。こちらに来てマトモな食事をしてなかったので、久々の食事が出来て嬉しくなる。
出し物の自転車の原型にのる若者が行き交っている。

こちらでは、古いアコーディオン?の様な物(楽器の名前が分かりません)に乗って、女性が歌っていた。珍しいのか住民が遠巻きに眺めてる。

最初の料理が美味かったので、第2弾、今度は牛肉とジャガイモの煮込み。
これでも小さいサイズ。赤ワインも買って食べ始めた時だった。
オレンジの袋を取ろうとした時、私の右手がワイングラスに当たり溢してしまった。
こぼれたワインが,隣のスペイン語を話すカップルの女性に少し掛かり、急いで拭き取った。
ごめんなさいと嫁が日本語で叫び、拭き取っていると、その女性はOKと言ってくれる。
付近を拭き取り一段落。その間の経緯を周りの人達に見られて気まずい雰囲気です。
料理は美味く、久々に堪能できましたが、後味の悪い食事になってしまった。
離れる際、もう一度謝ると、大丈夫と言ってくれたので有り難かった。
当然イエローカード3枚目を頂戴する。

教会を背景にマルシェのテント群。いろいろな食べ物と物品があり日曜夕方でもあったので、もの凄く賑わってました。嫁曰く、やっぱりフランス料理やな。

駅に戻り座席を取ると2時間後しか残っておらず、また待ち時間が出来た。
最後にアルノ川まで歩き、黄昏の景色を目にする。
徐々に暗くなり川面に光が反射し始めると趣が増していた。

暗闇のベッキオ橋。人通りが少なくなり昼間の賑わいがウソのようだ。
ウフィツィ美術館前からシニョーリア広場へ、続くドゥオーモ広場のメインストリートを大道芸人を見ながら駅に戻った。
今回も電車が遅れホームで1時間待ち、手当たり次第に物乞いをする兄ちゃんを見ながら待って、無事ボローニャに帰り着いた。

一時中断。

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