課題が残ったスペイン1日目2015/10/06 20:44

マドリード、バラハス空港には、手配してくれた現地の人が名前を書いた札を持って待機していた。同業者が多く探すのに少し手間取る。
見つけた兄ちゃんは、つるっ禿の伊達男だ。私の名前をスペインなまりで喋られても分からんぞ。
どこから来たか、ハポン。ジャパニーズだな。と、どうやら世界中から来る客を扱っているらしい。
車はあっちだ、スイ。ペルフェクト。兄ちゃんもこっちが理解していることを確認できたので安心してる様子だ。
駐車場の端にある車はベンツのワンボックス。日本では目掛けない車種です。
メッチャ暑いなと問いかけると、ソウダ。と帰ってくる。
車は直ぐに空港を出て、マドリード市内に向かう。
高速を結構なスピードで走り、ホテルには20分程で着いた。
グーグルで見る光景とそっくりな景色で、今更ながらインターネットの素晴らしさを実感する。
ホテルは地下鉄の近くなので、利便性を強調するのも肯ける。
オラー、で始まり問題無くチェックイン出来た。

一旦部屋に入り、小休止。長旅で疲れているのは分かってるが、時間が無い。
そのまま近くを散策する。

スペインの国会議事堂前、日曜日の夕方なので扉が閉まっており、
日本のように厳めしくなかった。

少し歩くとプラド美術館。中央は工事中でした。
前に並んでいる人達は、閉館2時間前から無料になるのを待つ人達、流石に世界中の言語が飛び交ってます。広い建物の反対側まで延びてます。余りの人の多さに挫けてしまいそのまま素通りする。

我々は日曜日が無料になるソフィア王妃美術センターへ。
今回も、裏側の入り口から入ってしまい、通常のコースとは違ったので、ここの目的である
ピカソのゲルニカを探すのに時間が掛かった。
最初現代アートの別館に入ってしまい、どうも様子が変だ。係り員に尋ね場所を教えて貰う。
やっと着くと、そこだけ人集りが出来ており警備員が写真を撮る人に注意をしている。
これが有名なゲルニカか。。。モノトーンの大作はやはり迫力があった。
付近にはスペイン所縁の画家の作品もあり、その一帯は写真撮影禁止。
でもそれを除くと、フラッシュ禁止で撮影できた。

私の目に付いた作品。
ここは現代アート中心なので他はあまり関心無かった。

目の前にあるアトーチャ駅に行って見る。マドリードのターミナル駅でスゴイ人。
大阪の梅田よりもっと大きいと思う。

駅中に植物園が本当にあった。亀が泳いでいたが撮り忘れた。

アトーチャ駅からアトーチャレンフェ駅は繋がっており。地下に潜っている。
明日行くか分からないが、トレドへ行くAVE(高速鉄道)の下調べをする。
構内は入り組んでおり中々全体像を描けない。
手荷物の検査があるので、その場所を確認したつもりだったが、翌日右往左往することになった。
この駅は有数のスリの巣窟らしいので気を引き締めながら構内を歩き、地下鉄に向かう。
10回券を購入するか否か嫁ともめた末、無駄を承知で購入。
だが、一枚の回数券を複数人で使う使い方が今ひとつ分からん。改札に居る女性の案内人は、次々に来る乗客が切符が使えないという訴えに対応しており相手にされないのは明白。
やはりスペインの機械も信頼できなさそうだ。
丁度こちらに向かって来た警備員にダメモトで尋ねると、意外にも使い方を教えてくれた。
そして、日本人かと聞いてくるので、そうだと応えると、コンニチハ、ヨウコソ。と返ってきた。
観光地の警備員は頼りになる。

地下鉄のアトーチャレンフェからソルまで乗って戻ってきた。
マドリード最初の夜飯は、生ハムで知られる賑やかな店に入ってみる事にした。
雑誌で見たとおりの賑やかさだで、観光客と地元民が混在している感じだ。
雑踏の中、忙しそうに働く店員を見つけ、思い切ってカウンターに近づき、視線が合ったおっちゃんに、コッパというビールとチケットを頼んでみたら、1つかと聞かれたので4つと答える。
スペイン語で合計の金額を言われたが何にも分からん。
右往左往していると、右横で飲んでいた南米出身と思われるおじさんが教えてくれたが、何を言ってるか不明。最後はおじさんが紙に書いてくれ、8ユーロ弱と分かり支払った。
左横の母と娘の連れは場所を空けてくれ、バルの仁義を体験する。

何とか通じたようでチケットが4つ出てきたが、ビールは一つだけ。
一口付けてから再度ビールを頼んで、ようやく乾杯!!!
記念すべきマドリードの夜になった。
コッパというビールは、日本のビールとほぼ同じ味がして、値段が安い。
今回、あちこちでビールを飲んだが、ここのビールが一番安く、350ml程度を0.9ユーロで飲めた。正に破格の値段でした。
高い所は3ユーロくらいしたと思う。

大繁盛してる店には次々客が来て、地元ガイドがお客を10人位引き連れて入って来た。
大きな声で、皿を注文している。だが立ち飲みどころか、物を置く場所もなく各自手に皿を持ってそのまま食べてます。
そのうちに左横が空いたのでカンターに場所が出来た。
でもチケット4個で可成り満腹を感じたので終わりにして店を出る。
入った時より更に混雑してました。

その後、夜のマドリードを散策する。
ソルを中心に適当に歩いてたら、隣の地下鉄の駅まで来てしまった。地図を片手に引き返し、
私の感ピュターで、グランビアにあるスーパーのカルフールを見つけたのは経験の賜でした。
買い出しをして短い初日を終えた。でも振り返ると最初から良く歩いたものです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://gomashio.asablo.jp/blog/2015/10/05/7827558/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。