ベルギー・オランダ4日目2013/09/15 00:55

ホテルの朝食は、ブリュッセルのホテルとは違って、ビジネスマンを対象としたホテルなので、食事は日本のビジネスホテルに少し毛が生えたようなものだった。
典型的なコンチネンタルビュッフェで、果物が乏しい。唯一カプチーノとカフェオーレがそこそこ満足できたことかな、野菜果物は有っても貧弱だが流石に乳製品は豊富でした。
嫁が最初に入れたオレンジジュースは最低で、ほとんど水みたいなジュースになり、係員が最後になってしまって申し訳ない、入れ替えたのをお持ちします。という程度の物でした。

今日は、今回の旅のメインイベントである国立とゴッホ美術館を巡る日だ。

トラムを乗り換えて美術館前で降りると、正面に観光案内で目にするオブジェがある。

国立美術館正面。前日ブリュッセルで迷った入り口は、トンネルの中だった。
オランダパスのチューリップを使い入る。クロークの若い兄ちゃんに日本人ですかと尋ねられた。中国人に見られないのは何故だろう?、流暢な日本語を話してました。

レンブラントの夜警は、前に専属の警備員が詰めており、早朝なのにそこそこ人がいる、隙を見つけて撮影できた。壁一面の大作に圧倒され、作品を解説したボードがあったが、フランス語とオランダ語?で読めないのが残念だった。

レンブラントの自画像、これも良く目にする作品。薄暗い照明に照らされた瞳を、どの角度から見ても、こちらを向いてるようにしか見えないのには驚いた。

フェルメールの『牛乳を注ぐ女』
フェルメールの『手紙を読む青衣の女』
フェルメールの『恋文』

ゴッホの作品も数点あった。
やっぱり本物を間近で観ると、その迫力に押されて疲れてしまいます。

傑作の数々に堪能したので、昼はカフェで食事をした。
シェア用のオランダ名産の一品を頼んだら、ハムやベーコンとジャガイモその他が入った皿が出てきた。昼間からビールで乾杯、残念ながら写真を撮るのを忘れてしまう。

明るい天井、横に座ったアメリカ人が綺麗だと言っていた(と思う)。
国立美術館の直ぐ横にゴッホ美術館があるので一歩きする。
付近には露天が出ており、軽食からおみやげ屋まで数多くあった。ここも写真を撮り忘れた。噂通り入り口には長い行列が出来ている。ここはオランダパスの威力で、優先入場の窓口でチューリップをチケットに引き替えた。





代表作から小品まで一面ゴッホだらけの空間です。初期のスケッチなどもあっておもしろい。

ホールの壁一面に作品が描かれている。


この辺りは晩年の精神を病んでいるころの作品。
地下のホールでビデオを鑑賞後、記念に1枚購入する。今後家のトイレを飾る予定。
ここも十分堪能して旅の第一の目的は終わった。

トラム5番で中央駅に戻り、運河クルーズに乗ることにした。駅前から乗船できる。
ここはパスの風車でチケットに替えれたのは嬉しい誤算だった。
歴史の教科書で習った、東インド会社の建物だったかな?
跳ね橋、数年前まで人が管理してたようだ。
7つの橋が見渡せるポイント辺りと思う。同じ様な景色が続くので、この辺りかなり曖昧です。
付近で一番高い教会の塔、横にアンネ・フランクの家もあり多くの観光客で賑わっていた。
ボートハウス。れっきとした住居であり、電気ガスが引かれてるらしい。船に羽根が生えてました。トビウオかな?
運河沿いに沢山停泊してたが、現在は新規に認められてないと説明してたと思う?
1時間ほどのクルーズは、直ぐに終わってしまった。

高い塔の教会を見に行くことにして、トラム13番に乗車、適当に降りて付近を散策して見つけた。しかし、扉は開いておらず諦める。アンネ・フランクの家は長い行列だったのでパスして、ダム広場に戻ることにした。

トラムを降りてダム広場から望む、何かの記念碑だと思う。
今度はライツェ広場で降りて、運河沿いに歩く。夕方の通勤時間帯に入り、自転車専用道は次々に自転車が、それも結構な速さで通るので危なっかしい。たまに後ろからチャリンと鳴らされる。
交差点は、トラム、自転車、歩行者、車が行き交い、ぶつかりそうで怖かった。
実際、滞在中交差点の事故でトラムが立ち往生してしまうことを2回経験した。
兎に角、歩くのも自己責任が求められる国です。

いつの間にか、朝降りた美術館前まで戻ってしまった。前の広い公園の中を歩きゴッホ美術館や近代美術館の横を通った。仕事語に追々楽しんでいる雰囲気を感じる。
ベルギー、特にオランダでは、観光客や商売より、自分たちの時間を大切にするように思った。日本人の感覚からすると商売すればもっと儲かるのに、それより自分の生活が優先されるようで、コンビニなんて無いし、商店も日曜はお休みで平日も早く閉まる。価値観が違います。

今日も一日の終わりはコンセルトヘボウ前。12番に乗り換えて戻る。
スローテルダイク駅は郊外に向かう電車の通過点で乗り換える人ばかりだ。
20時前なのに外は明るい、買い出しをしようとスーパーを探したが、在るはずの所に無い。
周辺を探しているうちに、駅前で怪しい人たちの前に出てしまい、急いで通り過ぎた。
駅中にはセキュリティの服を着た警備員が待機してました。
キオスクで買った後、出口をさがしてたらスーパーが見つかったが、もう店じまいの準備をしており買える雰囲気では無かったのでホテルに戻った。
このホテルでは、嫁のタブレット端末がフリーWIFIを使えなく、私が持参したノートpcが役にたった。
運河クルーズの最初を取り忘れた。クリックで拡大可

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://gomashio.asablo.jp/blog/2013/09/15/6982287/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。