ベルギー・2日目 ブルージュ編2013/09/08 23:29

数時間熟睡できたのだが、一度目が覚めると眠れない、7時過ぎにホテルの地下でブッフェスタイルの朝食をとった。コーヒーやクロワッサンがそこそこ美味いし、果物が豊富に有る。さらにワッフルを焼く機械まで有って各々焼くことも出来ることを発見したが、根性なしの私は滞在中使わずに終わった。

実は昨日まで何をするか決めて無くて、タリスに乗っている間に今日はブルージュに行くことにした次第で、予定を決めたものの、詳しいことは分からぬまま電車を調べた。
今回は、ホテルのフリーWIFIを使う予定でノートパソコンを持ち込み。前夜ベルギー国鉄のサイトで調べておいたので出発時間は分かるが、切符を買うのが問題で、確実なのは窓口なのだが、フランス語はもちろんフランダース語など分かる訳が無い。とりあえず販売機で買うことに挑戦する。
昨日閉まっていたギャルリエの道が通れ、すぐに駅構内には入ると販売機を発見。
先ずは言語を英語にして、行き先を指定、日帰り往復を選択、1等か2等で割引の有無を決め(もちろんregular)、枚数を選択、最後は支払い方法でカードを指定、カードを入れPINコードを入力。
海外で初めて使うカードだったのでどうなるか心配したが、呆気なく認証に成功しプリントされた切符が出てきた。
トラブルも無く買えたので時間が余り、表示板の前で列車を確認しつつ、ブリュッセルの通勤模様を観察すると、歩きながらパンを食べてる人が多かった。

町を出るとすぐに田園風景になる。トウモロコシ畑の先は地平線、どこを見ても山がない!
ゲントを過ぎブリュージュ駅に到着、北のベニスと呼ばれる人気の観光地らしい。

ブリュージュパスと呼ばれる割引チケットを購入するか決めるため、駅構内の案内所に寄ったが、迷った挙げ句買わなかった。
インフォメーションのあるザンド広場に像があり、写真撮影をする人が次々に訪れていた。
救世主大聖堂の外観、内部はゴシック調の構造だったと思う?、教会はどこも大きい。
周辺の運河、観光クルーズが行き交っている。
観光スポットには必ずチョコレートを扱った店が有り、それぞれ展示に工夫をしてる様に思った。ガラスの反射で良く見えないが、チョコで出来た人形がこちらを向いている。
市内を回る観光馬車、歩いてたら突然蹄の音らしい音が聞こえてきて、あっとの間に過ぎ去って行った。本物の馬車を見たのは初めてだったので結構嬉しかった。

感顧客なら全て訪れるマルクト広場、この時間帯はまだ人が少なかった。
横にある鐘楼、中庭側に入り口があり並んで待ったが、全然前に進まず時間が掛かった。
受付横に、構造上の問題から定員70人に制限してる看板があり、ゲートに信号があって空くまで入れなくなっていた。
外ではチェロを奏でる学生風の人が練習していた。この空間でやると響いて音が強く感じる。
400段近くある(正確な数字を忘れた)階段を歩いて登るので結構キツイ。
中年のおばちゃん達は皆苦労して登っている、等に鐘楼直下は狭くて人間一人しか通れないところを上下に通るものだから待ち時間が多くなってしまう。これなら定員を決めるのも肯ける。
受付横には、ハイヒールは止めとくようにと書かれても、若い日本人ねえちゃんはハイヒールで登っており見苦しい。捻挫しても不思議ではないだろう。
鐘楼の基部、デカイ。
最上部からは市内全域が見渡せる。まさに360度地平線の世界です。
眼下にブルク広場。
マルクト広場もこんな感じで見下ろせる。
今度は広場から鐘楼を振り返る。今日は日差しが強く日陰が真っ黒、暑い。

市内を散策したが、どの地区もこんな風景が続いた。
観光で成り立ってる町らしいので、町並みを崩すような建物は認めないのでしょう。
日本とは違う空気の中を散策するのは気持ちよい。
運河沿いに歩くと水門もある、
日差しがとても強く、真夏になってきた。
歩き疲れたので、聖マグダレーナ教会前で見つけたおいしそうなブラッスリーでパンを買い、前の公園で食べたが、この公園の雰囲気がとても良かった。
地元の人や学校の野外活動で遊んでいた中学生達、池の周りで遊ぶ子供達、ブルージュの生活が垣間見えた。あいにく写真を撮り忘れたのが悔やまれる。

ビール醸造所に寄る予定が、間違えてペギン会修道院を通り駅前まで戻ると、まるで印象派の画家が描きそうな風景に出合った。
街の中は至る所でこの様な絵になる光景で溢れていた。十分空気を味わったので夕方前にブリュッセルに戻ることにした。
良く歩いたブルージュ、観光客で溢れてましたが、一歩路地裏に入れば静かな良い街でした。

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