日帰りザルツブルグ ― 2017/11/02 21:26
今日はザルツブルグに向かう日、早朝から宿を出て、日本で予約したWestbahn鉄道に乗り込みザルツブルグを目指した。

前日に下調べをしたので電車は直ぐに分かった。2階建ての列車でモダンな感じだ。

改札も無いので、西駅で朝食を買って直ぐに乗り込める。
しかし、列車番号が予約した100号ではなく103号になっている。
時間も合ってるので問題無いと思うが、もう一度確認したいとの嫁の意見に押されて、ホーム端の案内人に尋ねたら、この列車の先頭だと言われる。やっぱり合ってました。
もう一度席に戻り一安心すると列車が動き始めた。
2階建ての一階部分だが、そこそこ見晴らしは良い。ただ雨模様なので全体に靄が架かった風景で写真を撮る気持ちになれなかった。

10時半過ぎ、ザルツブルグ駅に到着。車内では検札があり、タブレットに保存した2次元バーコードを読み取って終わった。便利になったものだ。
後で、もしタブレットに保存してなかったらどうなったやろ?と怖くなった。
やはりプリントアウトすべきだろう。

あいにくの雨で、駅前は閑散とした感じ、直ぐに案内所に行きザルツブルグカードを購入する。
買う際、ヴィエナカードと言い間違えかけると、ザルツブルグでしょと笑いながら応対してくれた。トロリーバスに乗り込み旧市街を目指す。

今日も観光名所巡り、旧市街に近づくに連れ観光客が多くなる。
ツアーバスがどんどん到着し続々降りてくる。
雨の中、定番のゲトライデ通を歩く。

店それぞれの印が面白い、マクドナルドも軒先に出してました。

モーツアルトの生家、前は大勢の人で動くのも大変でした。
中に入ると空いており、家族の肖像画が多くあった、勿論楽譜も。
でもあんまり印象に残らなかったのが本音です。

モーツアルト広場にあったユネスコ世界遺産の記念版、ドイツ語は読めないけど多分そうでしょう。
雨にも関わらず、広場の像の前で記念撮影をする人が途切れません。

付近にあったおもちゃ博物館、精巧に出来た昔の街が飾ってあった。

城に上がるケーブル駅前、上方に城が聳えている。

お城に上がり、場内を見学した時、一番高い見張り台から写真を撮っている人を見掛けたので場所を確認するが分からない。
案内所で聞こうとしたら丁度降りてきた人がいて、案内所から登れる事が分かった。
強度の問題で、時間当たりの人数を制限しているとか(たぶん)、順番待ちをして登る。

雨が上がり、盆地からアルプス方面が見渡せ始めた。
嫁曰く「ブリューゲルが描いたザルツブルグそのままやわ」と、確かに細密画で観た風景が目の前に広がってました。

定番の写真、お城から旧市街と川。ガイドブックに出てる光景だ。

眼下にはレジデンツ広場と市場のテントが見える。

降りてきて今度は市場からお城を眺める。雲天なのが残念だ。

ドーム博物館に入ろうとするが入り口が分からない。
大聖堂に入ったものの、博物館の入り口が分からず右往左往。
一旦出て仕切り直すと右側に博物館の入り口があった。
ここからは大聖堂の中二階から内部が観られ、天井の装飾が印象に残る。
テラスにも出られ、レジデンツ広場を上から眺められた。
予想以上に広くて、順に観てるととんでもない方の出口から出てしまった。

土曜市場に向かうとほぼ終了時刻で、未だ賑わいがあるものの品数が少ないので素通りする。陳列してたパンが美味しそうだった。ワインもあったが諦める。
恋人達の無数の鍵が掛かっている端を渡り、モーツアルトの住居を訪れた。
当時のピアノを再現したものが数多くあり、オーディオ案内でそのピアノで演奏した曲が聴ける。この住居を再建するにあたり貢献した人の中に日本人の名前があった。
近くのミラベル公園で休んでると、いろんな団体さんが次々と通り過ぎてゆく。
その中に日本人の団体を発見。中国人や韓国人、東南アジア系に比べて明らかに地味です。
公園からお城を見る。カメラの調子が悪く、ピンぼけの写真になってしまった。

帰りの電車をの時間が気になり、ゆっくり出来ない。
1本前の電車に間に合う時間に駅に戻ってきた。
駅内のカフェで休んでると、どうやらトルコ系の様常連さんが入って来て、同じくトルコ系の店員と話している。日本人がこの店に入ってくるのが珍しいのかジロジロ見られてしまった。
今日は土曜日、ウィーンに帰って買い出しするつもりが、西駅に着くと閑散としている。
まだ20時なのにすーぱーは元より商店も閉まっている。
ドイツ語圏はどこも早じまい、食事をする所を探すが適当な店が無い。
当てが外れて、ザルツブルグで買い出しすべきでした。今回の旅行は予備知識が不足しています。
仕方ないので、付近の店に入ったが、どうやら若者向けのポーランド系の店、食事は出来るかと尋ねるとここでは出来ないと言われ仕方なく退散。
結局、ホテル付近の観光客相手の割高な店で食べる事になった。
これで一皿15ユーロ、、、高い!。軽く済ませて日本から持参した行動食で間に合わせた。
まるでキャンプ生活でした。
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