バイオリンは弾けず2012/03/25 22:58

今週も烏帽子岩に出かけてきました。
朝から快晴で期待したものの、道場は曇り空から晴れ間がみられえる程度で、風もあり肌寒さを感じます。
昨日の雨の影響で当然染み出しており、登れるか心配されましたが、正面壁周辺は登れたので一日遊んで来ました。

我々が着いた時は既にルートが塞がりつつあり、空いているルートを探しながら登る事になりました。

1.アフターバイト・ダイレクト、レイバックから3pin目を取るムーブが毎回違います。今日は正体気味で落ちそうになる。
2.北山・林ルート、そのままTR仕様にして下から取り付くが、全然登れません。
ホルドって有るの?とビレイヤーに叫んでしまった。スダレ状態では迷惑なので直ぐに降りた。

3.こどもだまし、核心のレイバックから右に出ずに10bのルートを登れた。

もう空いてるルートが無いので、染み出し中のルートを登る。
4.いないイナイばあ、3pin掛けて右側のみで登ると難しい。上部のホルドは何とか保てた。
5.アルゼンチリ、2pin後の核心を、今回は右でアンダーを使ってみた。登り易く感じた。
6.ゴールドフィンガー、久々で手順を間違えてしまった。

昼前になり目標ルートに取り付く。
7.盛りあがろう、TRにして取り付く。
例によってお尻が上がらないので、少し張り気味にして上のカチを取るムーブを繰り返し練習すると、1回成功した。一旦降りてビレイする。
2便目、右足のトーフックが若干引っかかる様になったものの、相変わらずお尻が上がりません。出来たと思っても上のカチで動きが止まらずそのまま落ちることの繰り返しで、諦め降りる。

この間皆さんの昼食のオカズなってました。
やっと休憩。
8.タイムトンネル、動きが固く下部で難儀した。終了点前の核心は少し楽になったかな。ここも毎回ムーブが違う。
9.屋根の上のバイオリン、
数回前からプロテクションを準備しており、使う機会が無いまま終わっていたが、やっと陽の目が見られた。
初めてのプロテクションルートで緊張する。
タキシードボディのpinを使って登ることも出来るが、設定に忠実にナチュプロを入れて登る事にした。
ジャスティスを登り終了点で一休み。上を見上げるとクラックに呼びかけられているようだ。
意を決して登り出す、左から順にアンダーで持ち替えながらカムの位置を決めて入れようとしたが、サイズが大きすぎて入らず一つ小さいカムを入れてクリップ。これだけで腕が張ってしまう。
次の右上カンテが取れても、ナッツを入れる手が反対になり、持ち替えナッツを入れた所でテンション。恐怖の体験でした。あ~恐かった。
後で、入れる場所が違うと栞さんに指摘された。
タキシードボディのpinに掛けたい気持ちを抑えて、右上のカンテを取るムーブは今思い出せません。
右に移り、どうにかカンテの頂上を掴みナッツを右から左に入れて効かせてテンショッン。大丈夫やろか?落ちないやろか?不安ばかりです。
カンテから左のpinでクリップ出来、またまたテンション。この段階になって、ようやく上のホルドを確認するとガバの連続で登れそうと確信できた。
最後はレイバックから強引に登って上の松ノ木に上がれた。
終了点はずっと奥で、下が全く見えないので不安になる。
ゆっくり降りて、ロープを落とそうとしたが、屈曲してロープが落ちてこない、近くにいた外人さんが手伝ってくれて、漸くロープが落ちてきた。
反省点は、降りるときカラビナからロープを全部抜くことでした。

栞さんは、首を痛めて以来で、キツイと言いながら楽しんでました。

すきま風を登ろうとすると雨粒が落ちだし、時間も16時を過ぎていたので、本日はこれまで。
今日も大勢のクライマーで、スダレ状態は相変わらずでしたが、そんな中目標ルートと新ルートに挑戦でき満足して帰って来ました。
バイオリンは次回こそ登りたいものだ。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://gomashio.asablo.jp/blog/2012/03/25/6387840/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。