今年最初のスキー2015/04/20 21:01

今シーズン最初のスキーに行って来ました。
ここ数年、私のシーズンは4月からです。
毎年恒例の笹ヶ峰。
私が通い始めて一番積雪の多い年です。

宿の前はこの通りの雪の壁、こんなに高い壁は初めてだ。

除雪車が道を切り開いてます。まだ駐車場には達していませんでした。

初めて見るブルドーザです。

例年心配する黒沢の積雪もこの通り、何の心配も要りません。

雪崩後を通過。今年は雪がとても多い。

雪崩後の上部より。黒沢は完全に埋まってます。
唯一、大滝の所で横に亀裂が入っているだけでした。

恒例の景色が今年も待ち構えていました。
火打から焼山の稜線は、何度見ても素晴らしい。
5年前には、夏に辿ったのを思い出す。

富士見平で待っている時には、既に風が有り、稜線に出ても到底登れそうにないと判断し
黒沢岳に変更する。いつも風が強い火打山なので賢明な選択でしょう。

登ってる最中に突風が現れ始めた。バラクラバを探している間にメンバーは山頂へ。
私も遅れて登頂。
風が吹いてるのでやや下って滑降の準備をする。
眼下にガイドツアーらしき数段が黒沢を登ってきた。
ここから下までが大ゲレンデ、今シーズン最初の滑りが最後の滑りになりそう、

土曜日の半日で除雪が進んでいた。

夕方、笹ヶ峰から焼山を遠望できた。

こちらは三田原山の遠景。
今年は大規模な雪崩が発生したらしい。

翌日、涸沢を登る予定が、雪崩のため谷を登れず、右岸の尾根を登る。

大木が薙ぎ倒され、雪崩の威力を垣間見る。

稜線間際に迫った時、下から同行者の声がする。
朝から快晴だった空から、雨粒が落ち始めてきた。
どうやら雨が降り出したので撤退するらしい。
何度も来ている稜線なので未練は無し。直ぐに滑降の準備をする。

標高200m弱の状況。
大雪崩が谷を越えて右岸のダケカンバを薙ぎ倒していた。
例年なら涸沢滑降で締めくくるが、今期は尾根沿いに滑り林道へ戻った。

今年は、火打山も三田原山も撤退した。
何度も通ってるとこんな年もありますね。
でも、私には気分転換出来て楽しいスキーでした。

恒例の三田原山2014/04/24 13:53

翌日も快晴、7時45分、三田原山に向かって歩き出す。
昨年あまり天気に恵まれなかったので、今年は稜線まで上がれそうだ。
駐車地点には、地元ナンバーの車があり登る支度をしている。あと一台あるだけでまだ少ない。
今年の涸沢は、例年と同じくらいで登り易く感じた。
1時間で大滝を左岸から大きく巻き、左の台地に出てからは、お馴染みの無木立の斜面が現れる。
昨年敗退した2000m地点を、この辺りかと思い出しながら登高した。
この辺りで2時間経過、後続を待つため大休止する。
今回は、雪が緩んでいたので、普段カリカリで通らないルートを取り、白樺の樹林帯を登って見た。
毎度のことだが、最後の200mが辛い。雪面が柔らかく登り易かった。
3時間10分、やっと稜線に出た。
例年風で寒く、下に降りて休憩するすだが、今年はゆっくり後続を待て展望を満喫出来た。

稜線で、妙高山を変な外人も写真に撮っていた。
三田原山から火打山方面
到着したメンバー

下り始めると、続々団体が登ってきた。2日目になりスキーの感覚も戻り、快適な斜面を堪能出来た。ノンストップで200mくらい滑ったら酸欠になり苦しい。春スキーの醍醐味です。
涸沢に降りると消化試合みたいなもの。下りは呆気なく40分で林道まで戻った。

今シーズン最初のスキーは、今年も締めくくりのスキーになりそうです。

恒例の火打山2014/04/22 22:42


先週末は、毎年恒例の妙高に行って来ました。
近年の私は、クライミングばかりしてますが、元々冬になるとスキーをしてたのです。

この時期は、大阪は夏に近づいて夏モードに入る直前ですけど、妙高は大阪の真冬の気候なので意識改革が必要です。そんな状況で、毎回忘れ物が無いか心配しながら出発します。
深夜宿に到着すると、既にお馴染みさんが宴会中。ささやかに乾杯して就眠します。
今回は、妙高高原駅で変な外人を拾い一緒に行動することになってました。

翌日、文句無しの快晴が約束されている様な朝、火打山を目指し行動開始。
だが、私は今シーズン最初のスキーなので、どうしても支度が遅くなる。
スキーモードに全然入ってなくて一連の準備が捗らなかった。。

今回のメンバーに、山スキーが初めての初心者が居たので、最後尾を歩き出す。
我々以外にも登って行く人達が居て、シーズン到来の感じです。
1時間で黒沢の徒渉地点に到着。今年は予想以上に雪が残っているが、念のため私が偵察に向かう。

先行者も引き返して来ないので大丈夫でしょう。合図を送ったが動く気配がしないので少し引き返し後続に知らせた。これで十二曲がりの急登から解放され一安心する。

今年の黒沢は、滝の巻きで一瞬落ちたら危ない所が在るだけで通過できた。
でも、クトーが無いメンバーは苦戦してました。

富士見平に上がると、遅いメンバーと別行動になる。
何度来ても、ここから見る雪を纏った天狗原山から金山と焼山に続く火打山の稜線はは綺麗です。変な外人も素晴らしいと言ってた。
出合った小屋番さんに依ると。午前中は風が有ってアイスバーンだったらしいが、午後から天気が回復するので良い状態になるとのことだ。3年ぶりの山頂が踏めそうで期待が高まりました。

高谷池小屋までトラバースするだけで時間が掛かる。
雪に埋もれたトイレを借りて出発、前方にはメンバーが登高しているのが見えた。


天狗の庭までは直ぐだったが、そこから肩までの斜面が毎回非常に遠く感じる。
初心者は既に体力を相当使い果たしたようで動きが遅い。ここから苦難のスキーが始まるのでした。

肩からは、日本海側に広がる雲海が圧巻でした。久々に雲海を眼下に見て気持ち良かった。これまでは、ここで風にあおられ急激に体温が下がっていたのに、今日は無風快晴でこれ以上ない天気に感謝したくなる。反面、日焼けが予想されるのが気になった。

後続がなかなか来ないので、お先に山頂に向かう。
ここも、昼になって表面が溶け板が雪面に良く食い込むので登り易い。
先行軍団が降りる中、誰も居ない火打山山頂に到着。
雪の山頂は3度目、夏にも来てるので4度目になる。


今回は360度遮るものは無い。遅れて来た変な外人も、山頂からの眺めに感動したようで、写真を撮ったら、カメラからout of memoryの警告が現れ1枚しか写せなかった。

全員到着後、初心者が未知数だが、今回は惣兵衛落谷を滑ることになった。
私は初めての谷なので楽しみな反面、時間が14時半と遅く明るいうちに下山できるか不安でした。

影火打の暗部まで下り、トラバース後滑降開始する。初心者は疲れから既に足下が不安定です。私は今シーズン初なので慎重に滑り出し若干緊張した。

上部のパックされた雪から快適なザラメになり、ターンを自由に決められ快適でした。
一旦台地横に降り、谷をそのまま下る。上部の雪庇が落ちないかと確認しながらの滑りです。

危険地帯を過ぎ、対岸の台地が見え始めると実質滑降終了となる。乗り上げるポイントを探し無事に台地に上がれ、後は林道を目指して山腹を巻くのみ。
しかし、この巻きが長く感じられた。
既に初心者はバテバテで斜滑降のスピードも出ない。林道手前の段差でも難儀してました。
やっと林道に出た時は16時半。ここから長い林道歩きが続いた。
数年前に走ってこの辺りを通ったけど、全然景色が違い分かりません。
最後尾を務め除雪終了地点に辿り着いたら、先行者が、運良く居た軽自動車に乗せてもらい駐車地点まで車を取りに行ったことが分かった。
やれやれ、林道歩きから解放され助かった。
これも初心者が頑張って滑り降りた御褒美と全員一致した。

やがて回収され、宿に戻り長い1日が終わった。









やっとスキーシーズン2013/04/22 23:58

やっとスキーシーズン


先週末は、2年ぶりで妙高まで遠征してきました。
遠出は久々なので車に乗ってるだけでも疲れます。
笹ヶ峰で仮眠後、7時半に登り出す。
何せシーズン初めてなので脚が動かない。やっと黒沢の徒渉点に着いた。
今回は黒沢が既に登れないので、十二曲の急登を登るしかない。
夏道に沿ってツボ足で登る人が多かったが、私は左にトラバースして谷沿いに進むと、最後の急斜面で緊張したが、そのまま尾根に乗ることが出来た。
ここから40分程ツボ足で来る後続を待つ。晴れ渡った向こうに乙妻山と高妻山の稜線が綺麗だ。


その上の尾根の急斜面は、前回は最後歩いて登った記憶があったが、今回はクトーを効かせて登れて上の平坦部まで登る。
しばらく待って、富士見平に上がったものの、時間がなくなり黒沢岳を巻いて三田原山に向かうことになった。
久しぶりに望む火打から焼山の雪を被った稜線は、何度見ても美しい。晴れ間が無くなったのが少し残念だ。



トラバースしながら鞍部に降りて休憩、時間は12時半頃。この辺りから雪が降り始める。ガスも出て見晴らしが無くなり、忍耐の登高になる。

三田原山への稜線に着くと風が有り、体感気温が急激に下がってくる。
4月のこの時期にこの寒さは意外だ、真冬並みの冷たさを味わうことになった。
尾根の氷化している箇所を慎重に降りて登り返せば三田原山山頂だ。

何度も来てるのに、辺りの景色が思い出せない。風が有る中滑降準備を整えスキー開始。表面は固いので曲がりやすく、春の粗目雪で取り敢えず曲がれて良かった
シーズン1本目なのでターンの練習をしながら降りると直ぐに谷に降り、大滝を巻いて
滑って最後右の尾根から林道に降りた。
宿の到着は15時半過ぎ。
1本目なので結構疲れました。

2日目(日曜日)
一晩中、小雪が舞っていたので周辺は新雪が積もっている。相当寒かったと思う。
節々が痛いので、1日待機してても良かったが、練習に登ってみることにする。
雪の降る中。宿から昨日降りたルートを遡りカラサワを登る。
トップが速いので全然追いつけない。何やら2時間半で三田原山に登ったらしい。皆さんタフです。
大滝で引き返すメンバーを見送り、1時間したら降りる気持ちで登るが全然先頭が見えない。ゼエゼエ言いながら登り、やっと標高2200m辺りで時間切れ。
引き返す事を伝えて降り始める。

昨日とはまるで違う雪質で、今日は新雪の滑りになる。
写真を撮りながら降りると、先頭も降りてきた。
途中で何組もの集団が上がって来て、林道には車の列が出来ており今日は大人気でした。先頭組は山頂から45分で宿に帰ったらしい。

今回は例年以上にお酒が充実しており、食材も豊富でまたまた飲み過ぎた。
昼食のスパゲティが美味しかったものの、直ぐにお腹が一杯になり余り食べられなかったのが少し残念。
しかし、雪山を滑りリフレッシュ出来た週末でした。





富士山を滑る2012/05/28 23:58

初めての富士山を登った記録です。
半日仕事で作ってみました。

http://www.ne.jp/asahi/homeofgomashio/gomashio/skiing/fujisan2012/fujiski-html.html

白馬周回スキー20122012/05/11 00:31

超久々にホームページを作りました。
全て忘れていて時間が掛かった。

http://www.ne.jp/asahi/homeofgomashio/gomashio/skiing/hakuba2012/hakuba2012.html

今年も妙高春スキー2011/04/18 23:36

この週末は、3年連続で妙高へ春スキーに行ってきた。

初日は火打山を目指す。除雪後の道端の雪の量は、この3年で一番多い。
朝晴れていたのが、黒沢に入ると曇りになり、富士見平から少し黒沢岳に入ったところまで登ると雪とガスと強風に阻まれ意気消沈する。
通常なら山頂に風があっても、ここまで下ると無風状態のことがあったので、この時点で風が吹くと山頂は暴風になってることが想像できる。
今回は無理をせず引き返すことにした。

午後は強風が吹きすさんでいたので、撤退して正解だったようだ。

2日目、三田原山を今回も登った。朝から無風快晴で、気持ち良い登高だ。
今年は左側の尾根に沿って登り、途中から左に折れすぎて右に戻るという大きな
心配だった2000m以上のアイスバーンは、朝からの日差しで緩み昨年より登りやすくなっている。順調に登れて稜線に上がった。

久しぶりの360度の展望を十分に満喫して滑降に入る。
上部はややアイスバーン気味だったが、ブッシュも少ないので自由にターンが出来る。直ぐに快適な粗目に換わり快適な滑走ができた。
谷を滑ると直ぐに滝を巻き、次の滝を右岸から降りると大きな氷柱が立っていた。
右岸を滑り車道に降り立った。

快晴の中での登高と滑走、これぞ春スキーって感じだった。
久しぶりのスキーを堪能できました。

三田原山ゲレンデ上部2011/01/10 21:43

2011年1月9日
2日目は三田原山から滑降の予定が、強風で第3リフトが朝から動かず、一度ゴンドラ乗り場から下り、第2リフト終点より第3リフト終点を目指し登り始める。
天気予報では午後から下り坂のはずが、昨日の天気と一転して朝から上部で風が吹いているらしい。

ゲレンデの急斜面の直登を試みたが、想像以上に板が滑りツボ足での歩行も脚が埋まって歩けないので、林道を歩きリフト終点を目指した。
今日も我々がトップで歩いていると、後続の2名が追い越して行く。
リフト終点に近づくに連れ風が強くなってくる。
1時間掛けて辿り着いた。

11時、三田原山は諦め、今回は沢を横断せず右の尾根を目指すことにした。
今日も伊能さんが先頭で出発、沢の横断地点辺りまでは膝程度のラッセルでまだ余裕がある。2人組は休憩してルートを確認している様子だ。標高1900m辺り。

ここより右にルートを取りのーきょーさんがトップでガンガン登ってゆく。
尾根に沿って登ると徐々にヤセ尾根になってきた。ラッセルも膝上まで埋まる様になり昨日のラッセルの再現だ。
最後に私が担当、幅が狭い尾根を短く切り返しながら登るが、吹く溜まりがあって中々前に進まなくなる。最後は雪を掻き分け前進して傾斜が緩んだ所で時間切れ、標高2080m地点で終了。


昼になり風が更に強まってきた。確実に悪天に向かっている。
準備をしてると、いつの間にか4人組が登って来て、更に上に上がるかと思えば我々と同じ地点でシールを剥がし始めた。2人組は更に上に登っている。

12時45分、強風の中、準備を整え滑降開始。右の谷は雪崩が心配なので登ってきたルートの横を滑る。昨日より表面が硬化して弱いモナカ状で滑りにくい。メンバーも悪戦中だ。
直ぐにリフト終点まで降り、右岸の谷沿いを滑る。ここは以前滑ってるが、状況が全く違うのでルートを確認しながら下りた。

13時40分、標高1500mの急斜面上部で休憩する。藪が濃い斜面に手こずった。
14時20分、三田原山ルートと同じ林道地点に到着。平坦部には前日のトレースが残っていた。

15時15分、一度登高リフトに乗り駐車地点に帰還、今回はこれで終わり。
黒姫高原まで行って展望風呂に浸かり帰阪した。