北岳バットレス四尾根日記②改2014/09/02 18:43

2時を過ぎると、辺りのテントが騒がしくなり始めたと思う。
それに連れられて目が覚める。
どうやら雨は降ってないので、昨夜急遽変更したbガリー通り取り付きまで行くことにする。
天気は保つだろうか、この時点でも半信半疑のまま準備に取りかかった。

3時前になると数組出発して行く、神戸労山チームもテント前を通って行った。
果たして何組四尾根に向かうのだろうか?、簡単な食事の後、
3時25分、我々も追う様にテント場を発った。

二股までに不慣れな高校生風の集団を追い抜き、雪渓の横断からまた長い登りの始まりだ。
遙か上部のヘッ電の灯りが時々視界に入る、大分差が有るように思った。
ポリタンは快調に高度を上げていくが、私は付いて行けないので目印のbガリー出合いの大岩までゆっくり歩くことを心がける。

4時20分、やっと出合に着く。調子の悪い私のヘッ電を、ポリタンの予備と交換する。
昨夜決めた通り今日は谷沿いに岩を登ることにしてbガリーを目指す。
まだ所々岩が濡れていたが、乾いている所が多く差ほど難しくはないが、浮き石が多くてそちらの方に気を遣った。

4時40分、朝焼けが始まりだしたとポリタンに言われ振り返ると、稜線の上が赤みを帯びていた。久しぶりに見る光景です。
しかし、周辺はまだ薄暗く見慣れない景色に不安になり、GPSを出し場所の同定をして予定通りのコースを歩いているのを確認した。
しばらくすると、岩場に取り付いているヘッ電の灯りが見えてきた。

5時10分、やっと取り付きに着いた。
我々の前に神戸労山チームが待機しており3番目になる。
昨日偵察した時に思った取り付きより一段上から先行者が登っており、我々の観察力の無さを感じる。後から付いて行って正解でした。
相変わらず濃い雲が立ち込めており、天気の事が気になって仕方なかった。
でも、雨粒が落ちてこないので登攀決行にした。
装備を調えている時にクライミングシューズ用の靴下を忘れたことに気付き、登山靴の分厚い靴下で代用することとした。どうにか収まり一安心。でもシューズが一回り大きくなったでしょう。

5時50分登攀開始。1ピッチ、ポリタンリード
先行者の後を忠実に登って行く。しばらく待って解除の合図、久々のマルチに緊張してくる。回収しながら登れ準備運動になった。ルート上は適度にピトンがあった。
30mのピッチで、直ぐにあるテラスでピッチを切らないことだそうです。
終了点に細いロープが掛かっていた。

2ピッチ、ごましおリード
これも30m、緩やかな傾斜を登る。呆気なく終了点へ、ここにもロープが掛かっていた。ここでポリタン所属会の若者は、そのまま上がり懸垂で降りたというので、間違えないよう左にある踏み跡を辿る。
一旦上のガレ場に上がる際、少し不安になったものの、直ぐに左に明瞭な踏み跡が出てきてこの道を辿った。

6時47分、cガリー横断、コンテでしばらく歩き急坂を下りるとガレ場に出る。ここがcガリーの堆積した岩屑地帯だと分かる。
踏み跡が付いており最近歩かれているようだ。慎重に行くと足場が崩れることなく歩けた。
報告ではガレ場の左隅を登ればヒドンガリーに出るそうだが、前方の踏み跡を行く。
尾根に出たところで神戸労山チームに追いついた。
しばらく順番が来ないので、少し引き返しチムニー状の草付きを登ってみたが、夜露に濡れるのを嫌がったポリタンに従い順番を待つことにした。
雨粒が落ちてきたが一時的に終わり、以後ガスが出るものの雨に遭遇しなくて助かった。

7時30分、3ビッチ、ごましおリード
ここから下部岸壁を登ることになった。先行者が掛けた支点を確認しながら登れて助かる。途中レイバック気味で登るところがあったが難なく登れた。40mほどのピッチと思う。

4ピッチ、ポリタンリード
短いピッチで、ポリタンは申し訳ないようなことを言っていた。

7時45分、四尾根テラス到着。
朝からほとんど食べてないのでバテテしまった。神戸労山チームに道を譲られたが、補給したいのでそのまま登ってもらう。
空腹にポリタンから貰った餅が美味しく感じる、喉も潤して一息つけた。だが相変わらず雨粒が時折顔に当たる。

神戸労山チーム、岩場の写真を撮り忘れた。
ヒドンガリーからの道

8時前、5ピッチ、ごましおリード
四尾根最初のピッチはネットで目にしていた難しいクラックから。先行者の登りを参考に、折角持ってきたのだから安心料として3番のカムを入れて登る。一瞬怖かったが通過できた。
その上はなだらかな草付きスラブだった。
場所が狭いので終了点を別に求めてピッチを切る。


6ピッチ、ポリタンリード
下から見ただけではマッチ箱に上がるルートが分からない。ガスが立ち込める中、神戸労山チームの行方を確認しながらビレイする。
又しても雨粒が落ち始める。しかし、ここまで来たら雨が降っても登るだけ、覚悟を決めた。
左からバンドを右斜上するとテラスに出られた。


7ピッチ、ごましおリード
テラスに上がると、神戸労山チームに譲られて、そのまま継続して登ることになった。
トポには白いスラブとある。最初のピンが分かったものの、次のピンがなかなか分からない。左の岩にピンがあり一旦掛けたが、どうもルート上では無さそう。再度良く探すと岩と同化したピトンを見つけ掛け直す。
後はピンを拾いながら直上し、最後に左に折れ上のカンテに終了点があった。上から見下ろすと確かに白く感じる。

一瞬ガスが切れ視界が開けた。下部の雪渓から登ってきたんですね。

9時15分、8ピッチ、ポリタンリード
ガスに包まれたマッチ箱に近づくポリタン。ここからマッチ箱の頭までカンテ登りになりそうなのは下から見上げると分かった。
半分ほどロープが出て暫く止まり、また延びだしそのまま50m近く延びて解除の声が聞こえた。
少し登ると平坦な所があり、スラブ状の岩にピトンが連打されている。ここでポリタンも手こずったようだ。
右上に登りながらの回収は指に堪える、思わずピトンを一瞬掴んでしまった。
その上からはガスの中に終了点のポリタンが確認できた。
本来なら高度感をたっぷり感じるであろうこのピッチは、ガスに包まれさほど感じないまま登れ助かった。
ガスに包まれたマッチ箱
懸垂前の私(ポリタン撮影)
9ピッチ、懸垂、ポリタンリード
終了点にはロープにカラビナ2枚が掛かている。流石に人気ルートだけあり懸垂し易くしてくれてある。ありがたい。
ロープを落とさないよう慎重に外し末端を結ぶ。上からロープを出しながら懸垂し、一旦コル降り、少し上のリッジまでフリーで登って貰う。これはネット情報で、次のピッチが枯れ木のテラスまで延びる筈だからだ。


10ピッチ、ポリタンリード
出だしは左から巻いて後は直上する。
後方からマッチ箱に着いた神戸労山チームに懸垂のカラビナの事を尋ねられた。上のテラスまで上がっても半分も出てなかったので、更に枯れ木のテラスまで登るよう指示する。ガスの中からコールあり。
途中の細かいホルドに気合を入れながら登らなければならなかった。またしてもガスに中にビレイ中のポリタンが現れる。ポリタンはよくぞリードしたものだ、偉い!
ビビリながら登る私(ポリタン撮影)
テラスから崩壊跡が見え、大崩壊の爪痕が迫っている。
最後のピッチに備え、ここでアブミを用意する。

11ピッチ、ごましおリード
カンテ沿いにトラバースする短いピッチ、写真で良く目にする光景だ。カンテはしっかり持てるので、足場をしっかり決めながら横移動する。1ピン掛けてクラックの横断、短足の私でも渡れる幅でした。更に1ピン掛けて横断すると城塞下に届く。15m程度かな?
ダブルロープを交互に掛けたものだから、確保中ロープがクロスして引き難かった。ここは右側のロープだけ掛けるべきでした。
ポリタンは楽しいと言いながら渡ってきた。

12ピッチ、ポリタンリード
城塞チムニーを直上する実質最終ピッチで、ここも良くネットで目にするところだ。
アブミを何処で使うかとビレイしてたら、そのまま上がってしまった。
暫く立ってもコールが聞こえず、ロープが上がり始めたのでビレイしたままロープを上げた。
全部上がったので止まり、ATCガイドを外す際に落とすという失態をやらかした。
目の前から音も無く落ちて行きました。原因は最後に焦ったことと通常とは反対方向にゲートを向けていた事です。
クライミング歴で2度目の失態、1回目は回収できる場所だったので助かりましたが、今回は北岳の藻屑となりました。
気を取り直して最後の登りに入る。2ピン後のムーブが若干辛いが、ハイステップで切り抜けた。
一段上がると、立木で確保するポリタンが見える、後は慎重に登るだけ、何度かコールしたようだが声が届かなかったそう。

13ピッチ、ごましお
そのまま通過して途中1本掛けロープ一杯延ばし上のテラスに到着。おこじょが周辺を走っていており、
肩がらみでポリタンを上げていると姿が見えなくなった。
11時5分登攀終了。
これで、何時雨に遭っても大丈夫、よくぞ保ち堪えてくれた。
登攀道具を外し縦走仕様に替えた。

11時38分山頂に向け出発。体は身軽になったが、荷物が肩に載せ掛かる。
仰ぎ見ると山頂がガスの中に浮かんでいる、溜息をつきながら急登を登る。お花畑の道は和ませてくれるが全然高度が上がりません。牛歩になり休憩の連続、歳と共に高度障害が出てきたように思う。
やっと登山道に出て山頂へ。

12時、北岳山頂。10年ぶりの山頂は今回もガスの中、ポリタンとガッチリ握手して登頂を満喫する。
付近に居た人と写真を取り合った後下山、ポリタンの希望で八本歯のコルから帰ることにした。

北岳バットレス四尾根日記③2014/09/04 18:50

12時15分、山頂を発つ
稜線は強い風が吹き、寒さを感じた。
分岐から八本歯のコルに降り始めると徐々に治まってきた。
連日の寝不足と疲労で注意力が散漫になりそうなのでゆっくり下る。


12時50分、八本歯のコルまで下ると暑くなってきた
雪渓に向かって長い下りの階段が続き、10年前より歩き難く感じる。
いよいよ膝の踏ん張りが無くなりバテ始め、休憩が多くなってきた。


四尾根の稜線を見ながらルートを確認するが、取り付きが分からない。
ポリタンも良く分からないようで、二人であーでもないこーでもないと空談義。
四尾根上部から声がするので見上げると、まだ後続のパーティが居たらしく、マッチ箱の上に居た。

13時40分
dガリー取り付きの出合いに着く、ネットで何度も確認した筈なのに間違えたところ。学習しないのですわ。本来なら右岸から中間尾根に上がらなければならなかった。次回はdガリーから登って見たたいと思う。
少し下って4回目の出合い、もう忘れることはないでしょう。
コル前からお腹の具合が悪くなり、ここから二股の簡易トイレを目掛けて急坂を駆け下りることになってしまった。
後ろを歩いていたポリタンは、まだまだ元気があるじゃないと思っていたそう。実は必死だったんですよ。

14時40分
二股からのアップダウンが疲れた体に堪える。漸くテン場に戻り着く、今回も11時間の長い行動だった。
昨夜小屋番さんが、急病人がでたので、明日ヘリが飛来する場合テントのポールを強制的に外すという話しであった。b-ガリーに着いた時ヘリの音が聞こえたので、てっきりペシャンコになっていると思っていたが、テントは何も起きなかったようだ。

私の流儀でテント前に陣取り、早速宴会の開始。小屋でビールを仕入れ先ずは「かんぱ〜い」、毎度この一杯が全身に染み渡る。
例のワインを飲み干すつもりが、お互い疲れているのであまり飲めない、でもポリタンの行動食を消費するだけで宴会兼夕食になってしまった。
夕刻になり、ポリタンが盛んに気にしていた神戸労山チームの帰りを見届けたあたりから、雨粒が落ち始めた。急いで周辺に散乱していた荷物をテントに投げ入れ横になっていたら二人とも意識を失ったようだ。

夜半に目が覚め見渡すと辺りは既に暗闇で小屋の電気も消えている。そこそこ強い雨が降り続いておりテントが湿気始めた。
眠気が取れた二人は、残ってるワインで静かに宴会第2弾。
ボソボソ、コソコソ、シッツ、周囲が寝静まっている中での話しは気を遣う。
とうとう飲み干してしまった。その後また睡魔に襲われる。

深夜になって激しくなった雨に、テントが水漏れし始めた。
タオルで彼方此方拭いて凌ぐ、周囲は起き始めたようだが、我々は始発を諦め2便目にしたのでもう一眠りする。
5時前になり、テントの数が少なくなり、神戸労山チームも発つようでお別れして見送る。
相変わらず降り続く雨にうんざりするが仕方ない、雨の中の撤収は久しぶりだ。
人一倍段取りが悪いので、余裕を持って始めも1時間掛かってしまった。

7時発
水を含んだテントはポリタンが担ぐらしい。イヤハヤ彼女の步荷力に下を巻きます。
私も気合を入れて背負い出発。ほとんど重さが変わらない気がする。
前を行く集団を次々に追い越し、第一ベンチまで1時間掛からなかった。
そこからゆっくり歩いて8時15分バス停に到着。
客引きのタクシーの運転手としばらく話す。今年は芦安からの道が通行止めなので例年の半分くらいの登山者らしい。いろいろ話していると待ち時間も少なく感じた。
9時 広河原発
北沢峠で30分待ち、ポリタンはこの待ち時間が長く感じたようで、始発でも良かったかなと。
私「・・・お・そ・い」
11時
霧雨で視界が開かないままバスの中でウトウトして1時間で戸台に帰り着いた。
その後は仙流荘の温泉に入りすっきりし、ボリタンお勧めの店を巡り帰宅したら深夜になってしまいました。

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今回の遠征は、雨続きで満足に練習出来ないまま、2回目の練習をしたのが出発の前日だった。
出発しても、テン場に行っても雨の連続、ほぼ無理だろうと思っていたが、天が味方してくれ登攀の時だけ止んでくれた。
帰りも雨、正に雨に振り回された遠征だった。
悲観的な私に対して、終始楽天的な言葉で私を励ましてくれたポリタンに感謝したい。

CRUX練習会9/32014/09/05 20:05

一日遅くなりましたが、今週も練習に行って来ました。
涼しくなり、あちこちから湧き出てくるように大勢の人でジムは息苦しいくらいに混んでいました。
先週は散々な出来だったので、今週はどれくらい回復してるか楽しみです。
先ずは、定番から
10ab桃、間違えて登って閉まった。
10c桃お玉
2本登っただけで腕が張ってしまった。

10c桃
10b桃×
10ab水色
これで充分なupは終わり。
先週から始めた11cオレンジに挑戦する。
1便目、今回も2pin後の右トラバースのハイステップで右手が届かず落ちる。何度か試すが失敗して一旦降りる。
2便目、十分休んで再挑戦。
思いっきり乗り込んで右手を出すと辛うじて届く、しかし、その上の円盤で次の一手が分からずテンション。
なかなか難しい。ムーブを探るが解決できないまま降りる。

次は、毎回触ることにした12a貴/
レイバックの連続で、今回は4pinが目標。足場を上手く作り4pin掛けたが、次のレイバックで指が尽きてテンション。その後は全然保てず降りた。

11c、3便目は、先週と同じでトラバース出来ず撤退。
これで終わったので筋トレ。
10c茶/、上部で1テン
最後は5.9を暗い無断して終了。
先週より手応えを感じた練習会でした。
徐々に復活です。

CRUX練習会9/102014/09/11 20:38

今週も練習して来ました。
やっと涼しさを肌に感じる季節になり、登る意欲が戻ってきました。
いつもより早くジムに入り、準備を入念にします。
まだ空いているジムで練習開始です。

正面左から
10c桃
10c茶/
10c桃お玉
の10c3連発で解します。久々の10c3本で十二分にupできました。

しかし、更に体を解す。
10b桃×
110度10b茶
でupは終わり。

この前から取り付いている11cオレンジ
今回は、2pin後の核心までの動きが固く、問題のポケットで保持できず落ちた、
何度か試しても上手く出来ない、仕方ないのでその上からムーブを探り、上の円盤まで繋げたが、今回もここでムーブが分からず降りた。

今度は、12a黄/
毎週一回触ることにしたので、今回も登れる所まで、
3pin掛けるまでは、ビレイヤーの話では以前より良くなったとのこと。
でもこの上はレイバックの連続で急激に前腕が張ってきます。
今回はここで怖くなりテンション。先週より登れませんでした。

再度11cオレンジ
12aで尽きてしまったのか、最初のムーブで落ちてしまう。
再度仕切り直し、3pinまで掛けるだけで精一杯でした。
跡は各停で上がり、何とか終了点に触って降りるだけでした。
円盤から一手が出ないのは相変わらすですが、次回は捨て身の戦法で登って見ます。

跡は筋トレにならない筋トレ。来月には改装出される垂壁で1本。
垂壁10bc茶/
久々に登ったらムーブを間違え落ちてしまう。
再度登り直しRP。垂壁のルートは必ず一癖有ります。
最後に
110度10c青/、
右に左に往復するルート。ガバばかりだけど長い。予想通り上部でテンション。1テンでした。

これで今夜も売り切れで終了。いつもより早くジムを出ました。
外は、夕方は爽やかだった空気がやけに生温い。
遠くでは稲光が何度も見え音もする。
電車に乗ると雨が降り始めて、間一髪で濡れずに済みました。
家に帰ってテレビを見ると、伊丹、池田に大雨警報が出ており、湿気を感じたのも納得でしました。
この夏は雨ばかりで、1993年、2003年に次ぐ夏らしくない夏でした。

連休は外出なし2014/09/16 21:42

最近は週末になっても岩や山に行く気になれず、家に籠もっていたら。
嫁にどうしたのかと言われる始末。
夏場に入り、クライミングに対する意欲がどこかに飛ん行った感じです。
仕事の環境が変わり、疲れも溜まってると思います。

三連休の最終日になって、やっと体を動かしたくなり、久々のランニング。
7km走るだけでバテて終わり。
でも爽快感はありました。

そして今夜。連夜のランニングで体が動きませんが、
清々しい風があり、走っていても爽快でした。
今夜も7kmでタイムもほとんど同じ。

2日連続で走ったのも久しぶり、明日は体が壊れそうです。

CRUX練習会9/172014/09/19 18:54

今週は日記を書くのが遅くなった。
例年に比べて涼しくなったのが早く、ジム内も快適です。
少し早めに着いたので、入念に身体を伸ばしますが、連日のランニングで足の筋が張っており、中々体が解れません。
半分だけ体を温めて定番で開始。

正面左
10c桃
10c茶/
10c桃お玉

10b桃×
10a紺
これでupは終わり、今日の本命ルートに挑戦

11c橙お玉
1便目、核心を違うムーブで試したら、全然私に向いてませんでした。
例によってハイステップの右手が届かず墜落の連続でした。
2便目、核心は2回目で越し、寿上部の円盤からの一手もやっと決まり、終了点まで登ることが出来た。

3便目、やっぱり核心で落ちました。もう余力が無いので降りる。

今夜もしばらく前から取り付いていた12黄/、
レイバックに入って3pinで終わった。進歩なしです。

筋トレ開始
ルーフ10cd黄緑/上部で1テン。
今度は、垂壁10d、OSしてるのに全く覚えてません、2pin掛けて終わりました。
最後はルーフ10d水色、ルーフ上部の核心でテンションして終わりました。

今週は登り易かったものの、何も進歩しなかった練習会だった。

リハビリの不動岩2014/09/21 22:51

久しぶりに不動岩に行って来ました。
外岩を登ったのは何時だったか、忘れるくらい登ってません。

朝方の肌寒さにも負けず、日中の暖かさを想定し半袖で一日過ごしたのは正解でした。
陽だまりエリアとシアターは元来冬の岩場なので、今日の陽気では暑かったです。

遅れて岩場に着くと、既にロープがスダレ状態で掛かってます。
先ずは、
ぽかぽか、久しぶりで体の動きが悪い。下部の木の下の石が浮いているので要注意です
上部で落ちそうになった。

春の小川、どこまでホルドを使って良いか迷います。

おきばりやす、取り付き右の岩がボルトで固定され、下部の一段上に登るのが難しく感じる。その上のレイバックから右に折れる所で落ちそうになり堪えることが出来た。
上部の核心で前回落ちているので気合いを入れ登りRP出来た。

午前中はここまで。シアターに移動する。

いんちきカンテ、上部を直登出来ませんでした。1テン。岩場の上は暑かった。

石中魚、中間部がランアウト気味だった。
夕やけポンポン、上部のクリップが核心だった。

大ナタ、今年出来たルート、上部のカンテを使って、カンテの右側からレイバックしながらのぼるルート、熊カンテを今回も思い出しました。ガバの連続でジムみたいなルートです。2回目もRP

最後に
ドレミファドン、3pinから上の核心で今回も指が保たずテンション、何度も繰り返したが結局撤退してしまった。

時間になり終了。帰り道から望めた第二名神の工事で、橋脚から横に橋下駄が随分と伸びており、それが印象に残った不動岩でした。
最近ずっと気持ちが低下していたので、良い刺激になったと思います。

CRUX練習会9/242014/09/25 18:50

昨夜は蒸し暑さが戻って梅雨を思わせる夜でした。
ジムの2階には、この春ケガをされた仙人さんが居り、久しぶりに元気なお顔が見られて嬉しかったです。

遅くジムに入ったにも関わらす゛、まだメンバーが少ない状態で、こんな夜もありますね。
さて、いつも通り正面左の定番から開始。
10c桃
10c茶/
10c桃/
ビレイヤーの練習台になり
10b桃×
10a紺+

今週も懲りずに挑戦。11cオレンジ
1便目、3pin後の核心で今回も数cm届かず落ちる。
2回目でやっと右手が届き上部へ。ここでも落ちて、数回挑戦してやっと右手で止まった。
2便目、出来なかった下部のハイステップが初めて決まり上部へ。
しかし、クリップするだけで精一杯でした。惜しくもテンション。
何度か試すもムーブを起こせず撤退。

今度は、お楽しみの12a。全然登れませんが、レイバックで何処まで登れるか毎回楽しいルートです。
結果は今回も3pinまで、足の置き場所が難しい。

次は、来月更新される垂壁。
11a黄色/、もう1年くらい登ってなかったら、レイバックで全然保持できず各停でやっと登りました。

遅く着いたので、今週は本数が少なかったです。